“深海の掃除屋”オオグソクムシの発泡酒、ジビエ居酒屋「米とサーカス」で販売開始 | RBB TODAY
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“深海の掃除屋”オオグソクムシの発泡酒、ジビエ居酒屋「米とサーカス」で販売開始

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オオグソクムシと麦の酒
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 ジビエ居酒屋「米とサーカス」が、静岡県駿河湾で獲れた海生甲殻類オオグソクムシと麦芽を使用した発泡酒「オオグソクムシと麦の酒」(330ml 1,980円)を販売開始した。

 オオグソクムシは、ダンゴムシ、ワラジムシなどと同じ等脚目の生物の中では日本最大種の生物で、体長は10~15cmほど。水深150~600mの深海に生息し、雑食性で、水中の有機物なら何でも食べる。魚や鯨の死骸や弱った小動物やヒトデなどを食べることから「深海の掃除屋」とも呼ばれている。

 網にかかった魚を食い荒らすことがあるため、漁師からは邪魔者扱いされていたが、その独特で謎めいた生態系が人気を呼び、今ではグッズ販売やオオグソクムシに特化したイベントに行列ができるほどになっている。

 「オオグソクムシと麦の酒」は、構想5年、岡山県「吉備土手下麦酒醸造所」との共同開発で誕生した新商品。オオグソクムシの美味しさの特徴である、エビや蟹に似た風味を活かすために、香ばしく焼いて粉砕したオオグソクムシをたっぷり麦汁に加え、発酵・熟成。オオグソクムシが日本の酒税法の副原料に該当しないため、ジャンルは「発泡酒」となり、ビールと同じく麦芽50%・ホップを加え、ビールと同じ製法で丁寧に醸造したという。

《山根由佳》
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