吉岡里帆・笑福亭鶴瓶が父娘役演じたNHK『しずかちゃんとパパ』が再編集版で地上波放送 | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

吉岡里帆・笑福亭鶴瓶が父娘役演じたNHK『しずかちゃんとパパ』が再編集版で地上波放送

エンタメ 映画・ドラマ
(C)NHK
  • (C)NHK

 昨年3月からBS プレミアムで放送されたドラマ『しずかちゃんとパパ』が再編集版として、7月25日から総合テレビ・BS 4Kで放送されることが決まった(毎週火曜22時~)。

 吉岡里帆演じる野々村静は地方の商店街で写真館を営む父の純介(笑福亭鶴瓶)と2人暮らし。純介には生まれつき聴覚障害があり、同じくろう者だった母は静が幼い頃に他界している。耳の聞こえる静は、幼い頃から純介の耳代わり口代わりを務めてきた。そのため、静には相手をジッと見つめたり、身ぶり手ぶりで話すクセがある。

 だが、そのクセは「こび」「ガサツ」と受け止められ、バイト先のファミレスでは同僚からは嫌われ、店長からは好意を持っていると勘違いされ、傷つくことの多い毎日。ある時、静はファミレスの客として面識のある道永圭一(中島裕翔)がケバブの出店でつるし上げられている場面に出会う。現金の持ち合わせがないのに注文してしまい、言葉の分からない店主相手に立往生していた。静の助け船で難を逃れた圭一も、空気を読むことが苦手な男だった。いわゆる“普通の”コミュニケーションが苦手な2人は、互いにひかれあっていくが...。

 今回の決定に吉岡は「遂に遂に!『しずかちゃんとパパ』の地上波放送が決定しました。ろう者とコーダの親子の絆の物語です。撮影期間は大好きな鶴瓶さんと手話に取り組み、笑ったり泣いたり感情忙しい毎日を過ごしていました。私にとってはこの作品と出会うためにいろんな壁と戦ってきたんだと実感するような思い入れの強い渾身の作品です。登場人物ひとりひとりがとても魅力的な物語です。ぜひご覧ください」とコメント。

 中島は「この作品並びに私の圭一くんが地上波でもより多くの人に見ていただけるのがとても嬉しいです。この役は今まで演じてきた中でもとても大好きな役でした。ちょっと人とズレている圭一くんを見守ってくれたら嬉しいです」としたほか、鶴瓶は「手話指導チームの徹底したサポートを受けながら、泣いてはいけないシーンでもつい気持ちが入りすぎて涙がこぼれたりと、心して向き合ったこのドラマ。地上波でより多くの方々にご覧いただけるのがとても楽しみです。世の中にあふれかえる言葉がどんどん軽くなり、相手の心を察する力がすっかり弱くなっている今日この頃。言葉が通じなくても伝わる気持ちや愛情、その力を感じて下さい」としている。
《KT》
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

page top