『オリビア・ニュートンジョンさんをしのんで』（NHK R1）が20日・21日に放送される（ともに16時5分～）。
今月8日に逝去した世界的な歌手、オリビア・ニュートンジョンさんを偲ぶ同番組。日本とも関係が深く、これまで10回以上来日し、本人も東日本大震災後の2015年に福島市で開いたコンサートを忘れられない思い出に挙げていた。
番組では「そよ風の誘惑」「フィジカル」などオリビアさんの名曲を改めて紹介するとともに、日本との関係、人物像も含め、2回にわたり、トークでふりかえる。ゲストは、音楽評論家・作詞家の湯川れい子。オリビアさんとは45年以上の交流が続いていた。「女優としてもアーティストとしても時代を象徴する存在だった」というオリビアさんとの思い出を語る。
なお、湯川は同番組について「ゆっくりとオリビアをしのびながら、一つ一つの思い出をふりかえりたいと思います。私にとっても貴重な時間になりそうですし、皆さんにも、改めて、オリビアの魅力を深く知っていただきたいと願っています。オリビアの人生は美しく、壮絶でしたが、彼女はファンにもベストを尽くしました。オリビアの歌声とともにそうした生き方もこの番組で知っていただければ幸いです」とコメントしている。
また、2回目（21日）の放送には、シンガーソングライターの尾崎亜美も出演。自ら作った名曲「オリビアを聴きながら」は、オリビアさんの『Making a Good Thing Better』というアルバムタイトルに触発されて作ったという。そこで、この歌をオリビアさんへの追悼の思いをこめ、ピアノの弾き語りで披露する。
