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櫻坂46として初の全国ツアー「1st TOUR 2021」最終公演が10月31日、さいたまスーパーアリーナにて開催された。
昨年10月の結成以降、新型コロナウイルスの影響でなかなか有観客ライブを実施できなかった櫻坂46だが、今年6月の「BACKS LIVE!!」および7月の「W-KEYAKI FES.2021」にてようやく有観客公演が実現。休養中の小林由依を除くメンバー24人で、9月11日の福岡・西日本総合展示場を皮切りに全国4会場9公演を行った。
ツアーを締め括るさいたまスーパーアリーナ公演の最終公演。「Dead end」からライブが本格的にスタートすると、「Plastic regret」ではセンターの藤吉夏鈴を中心に、しなやかなダンスを披露。最初のMCでは、キャプテンの菅井友香が「タオルとかペンライトが本当に励みになっています」と挨拶。渡邉理佐は「地方でいただいたパワーをここですべて出し切って、全員で楽しみ尽くしたいと思います」と語った。
「Microscope」でライブを再開させると、「思ったよりも寂しくない」「偶然の答え」「ブルームーンキス」「それが愛なのね」などを立て続けにパフォーマンス。また、ツアーファイナルとなるさいたまスーパーアリーナ3公演では、最新シングル「流れ弾」収録の新曲「ソニア」を初披露した。ライブ終盤では白地に淡いグリーンが施された衣装のメンバーたちが、「Nobody's fault」「なぜ 恋をして来なかったんだろう？」「Buddies」と1stシングルからの楽曲を連発。本編ラストは「流れ弾」。この日一番の爆発力で激しいダンスを披露した。
アンコールは渡邉センターの「無言の宇宙」から開始。最後のMCでは、メンバーが次々にライブの感想を口にしていく場面も。菅井友香が「これからも皆さんと素敵な景色をたくさん見ていきたいと思います」と観客に告げると、12月9日、10日に「1st YEAR ANNIVERSARY LIVE」が日本武道館で開催されることをサプライズ発表。欅坂46からリスタートして、1stシングルのリリースから1周年を記念するこのライブに向けて、菅井は「成長した姿をお見せしたいですし、これからの櫻坂46に期待したくなるライブにしたいと思います」と意気込んだ。
