フリーキャスター・唐橋ユミによる約6年ぶりの新刊『会話は共感力が9割 気持ちが楽になるコミュニケーションの教科書』（徳間書店）が22日に発売された。
同書は、テレビ、ラジオを中心に、言葉を扱うキャスター生活を20年以上に渡って続けてきた唐橋が、インタビューや取材のなかで、知ったこと、気づいたことのほか、コミュニケーションが円滑になるヒントを、成功例はもちろん、思い出したくない失敗例も交えながら綴っている。
唐橋は、人見知りで緊張しやすいそう。ひな壇芸人のようにグイグイと発言するのは今でも少し苦手だという。そんな唐橋が大切にしているのは、相手の気持ちに寄り添う、共感するという「共感力」。同書では、意識するだけで相手との関係性が好転する「共感力」の生かし方など、会話とコミュニケーションのヒントが解説される。ほか、唐橋が日常生活のなかで「共感力」を高める裏技や、日々実践している心を整えるためのルーティンも公開している。
唐橋は同書について「これまで私は、インタビューや対談などを通じて、各分野のエキスパートの方や、興味深い経験をおもちの方とお会いしてきました。そういった方々には、支えてくれた大切な人の存在や、貴重な言葉がありました。私自身は、失敗の経験のほうが多いと思いますが、取材を通じて私が知り得たこと、気づかされたことを、みなさんと共有できればと思い、本書を執筆致しました。さまざまなコミュニケーションの場でお悩みの方々へのアンサーとして、1つでもお役に立てましたら幸いです」と語っている。
