「多頭飼育崩壊」問題に踏み込んだドキュメンタリーが「放送文化基金賞」優秀賞受賞 | RBB TODAY

「多頭飼育崩壊」問題に踏み込んだドキュメンタリーが「放送文化基金賞」優秀賞受賞

7月2日、第45回「放送文化基金賞」の贈呈式が開催され、『ザ・ノンフィクション 犬と猫の向こう側』(フジテレビ系)が優秀賞として表彰を受けた。

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(C)フジテレビ
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 7月2日、第45回「放送文化基金賞」の贈呈式が開催され、『ザ・ノンフィクション 犬と猫の向こう側』(フジテレビ系)が優秀賞として表彰を受けた。

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 放送文化基金賞は、視聴者に感銘を与え放送文化の発展と向上に寄与した優れた放送番組などに贈られる賞。今回、番組部門・テレビドキュメンタリー番組で優秀賞を受賞した『ザ・ノンフィクション 犬と猫の向こう側』(フジテレビ系)では、6月3日と10日の前後編にわたって、広島に本部を置く動物保護団体「犬猫みなしご救援隊」代表・中谷百里さんの活動に密着。

 中谷さんは、犬や猫が好きで飼い始めたが不妊去勢手術をしなかったために世話ができないほど増やしてしまう「多頭飼育崩壊」の問題に取り組んでいる。空前のペットブームの陰で、年間6万匹以上の犬猫が殺処分されているなか、「犬猫みなしご救援隊」の活動は、「多頭飼育崩壊」の凄まじい現場にまで踏み込んだ。番組では思わず目を背けるような映像も放送されるなど、現代の貧困と孤立が伝えられた。

 番組のプロデューサー・演出・構成を担当した山田あかねは、「2011年の震災以降、犬と猫の命をテーマにドキュメンタリーを撮ってきました。犬猫モノに対しては、どこか軽く見られていると思っています。でも、実は、犬と猫を撮ることは、人を撮ることと同じなのです」とコメント。番組については、「(取材したのは)1人で100匹もの犬や猫を飼って、どうしようもなくなった人たちでした。なぜそんなことになるかと言えば、頼れる人がなく、最後の支えとして犬や猫を飼うからなのです。犬や猫は人を差別せず、裏切らない。そんな現場で感じたのは、飼い主の圧倒的な、社会からの孤立でした。人間にとって、一番身近な犬と猫には、人の抱える問題がダイレクトに反映されます。だから犬と猫を撮ることは人を撮ることと同じなのです。犬猫モノに賞をくださってありがとうございました」と語っている。
《KT》

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