「モバイルバッテリー」の"シェア"サービスが登場!……「ChargeSPOT」を使ってみた | RBB TODAY
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「モバイルバッテリー」の"シェア"サービスが登場!……「ChargeSPOT」を使ってみた

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 外出したのは良いものの、スマホのバッテリーがもう切れそう......そんな経験はないだろうか?そんな場合、たいていはコンビニでモバイルバッテリーを買ったり、カフェやレストラン等のコンセントを探したりするとは思うが、最近、新たな選択肢として、モバイルバッテリーのシェリングサービスが登場してきた。


 今回、筆者が試してみたのは「ChargeSPOT」というサービス。サービス内容としては、様々なショッピングモールや小売店舗、レストランなどにモバイルバッテリーの貸出器具が設置されており、ユーザーはアプリ経由でそれらを見つけ、レンタルする。返却時に料金を支払って完了というものだ。ここのところ、ドコモやメルカリがシェアサイクルサービスを展開しているが、イメージとしては同じ。



 筆者の環境はiOSのため、まずはApp Storeにてダウンロード、インストール。それが終われば、このような画面に行き着く。



 デポジットとして税込2,139円を支払う必要がある。このデポジットはサービスを使わなくなった場合、返金してもらうことが可能だが、万が一モバイルバッテリーをユーザーの責任で破損させてしまった場合などに補償として使用される。支払い方法はクレジットカードまたはApple Pay。筆者はApple Payを選択したが、認証が終われば即座にデポジット入金が反映された。



 また、このほかにモバイルバッテリーのレンタル料金を支払うためのチャージも必要。チャージは400円、800円、1400円、2800円の4種類が設定されているが、これは先のデポジットとは違い、返金が不可である点に注意したい。チャージは、Myウォレットメニューからできるようになっているので、レンタルする前に入金しておこう。

 ちなみに、モバイルバッテリーのレンタル料金は1時間108円。それを越えて48時間以内に返却した場合は、追加で108円がかかる。また、48時間以内に返却されなかった場合は先のデポジット代金がそのまま引き落とされ、モバイルバッテリーはユーザーのものになる。



 さて、入金の類が完了したので、サービスを利用していく。東京都内では比較的多くを設置しているようだが、筆者の住む大阪ではまだ貸出しスポットが少ない。今回はイオンモール大阪ドームシティの「ChargeSPOT」を利用することにした。



 貸出スポットに置かれているものはこんな感じ。デザインとしてはモダンで洗練されている印象。



 貼付されているQRコードを、「ChargeSPOT」アプリでスキャン。



 「借りる」ボタンをタップすれば、モバイルバッテリーのレンタルがスタートする。



 レンタル経過時間は画面に表示されている。



 レンタルしたモバイルバッテリーはこんな感じ。容量は5000mAhで最近のモバイルバッテリーとしては一般的。



 出力は5V、2Aの10Wなので急速充電に対応している。



 背面にはiPhone向けのライトニング、microUSB、USB-Cの3種類のケーブルが備え付けられてあるので、概ねどんな端末でも充電が可能だろう。デザインや実用面がしっかりと考えられたモバイルバッテリーといえる。



 さて、接続するとこんな感じ。サブで使っているiPhone SEに接続してみたが、それよりは2まわりほど大きい程度のサイズ感である。

 充電が完了したら、モバイルバッテリーを返却する。返却する際には、借りた場所に返さなくてもOK。「ChargeSPOT」がサービスを展開しており、かつ返却用のポートがある箇所であれば、どこでも自由に返却可能だ。



 返却が可能な場所は、このようにマップ上に黄色で表示される。



 返却方法だが、特に何かが必要というわけではなく、返却ポートに戻すだけでOK。



 すると、自動的にアプリに返却した情報が反映され、料金が表示される。実にシンプルで分かりやすいサービス設計だ。



 今回使用した「ChargeSPOT」だが、東京都内では比較的、借りられる場所(=返す場所)があるため、ある程度は使えるかもしれないが、大阪ではまだまだ自由度が足りないと感じた。また、東京においても、もっと多くのスポットがないと、ユーザーとしては物足りないだろう(※現状では飲食店での設置も多いため、実際に自由に利用できる数はそこまで多くはない)。

 借りたいと感じた時にいつでもどこでも借りられ、返すこともできる.....最寄りの駅改札やコンビニ店内、携帯キャリアショップなど、網羅的にサービスが提供され、かつ料金がもう少し安ければ利用者も増えるのではないだろうか(実際、サービスの発祥である中国では、数十円程度から利用できることで人気を集めている)。
《KT》
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