「仕事終わんないんじゃ、ボケ!」と言わず気持ちよく帰ろう!社内音楽で実現!? | RBB TODAY
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「仕事終わんないんじゃ、ボケ!」と言わず気持ちよく帰ろう!社内音楽で実現!?

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「仕事終わんないんじゃ、ボケ!」と言わず気持ちよく帰ろう!社内音楽で実現!?
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朝起きてPCの電源を立ち上げてから、おなかが空いてカップ麺のお湯を沸かすまでケータイとパソコンにかじりついて仕事をしている私オソサキのような独身アラサーテレワーカーにとっては、近年叫ばれる働き方改革よりも先に自分改革をする方が先決のように思われます。

が、そんなのほっとけよ。ってな具合に、2018年6月に働き方改革関連法案と呼ばれる一連の労働法改正が成立した現在、会社に勤めている人達また、会社経営者にとっては早急にアクションを起こさなければならない由々しき問題が山積している訳です。

そんな働き方改革が提唱されると盛んになる企業向けコンテンツには様々なサービスが生まれています。

楽曲を長年提供している株式会社USEN(以下USEN)もこの働き方改革市場に参入し「Sound Design for OFFICE」という、なんともユニークな新しいコンテンツを企業に提案しています。音楽と会社……一体どんなサービスなのでしょうか?

実際にUSENに聞きに行きにいってきました。




オソサキを出迎えてくださったのはパリッとスマートにスーツを着こなす株式会社USEN ICT Solutions 事業企画統括部オフィスデザイン部部長 野村大河さんと、明朗快活できれいなかきあげバングが印象的な株式会社 USEN-NEXT HOLDINGS コーポレート統括部 広報部 マネージャー 清水さやかさん。

同社では一般的に馴染みの深い、お店等で流す楽曲の提供サービスは、なんと50年以上も前からやっているのだとか!アーティストや各種専門家のサポートのもと、「集中力向上」「リラックス」「リフレッシュ」「気づき」と言う、本当にオフィスに欲しい4つのタイプの音楽で質の高いプログラムを提供しているそうです。


株式会社USEN ICT Solutions 事業企画統括部オフィスデザイン部部長 野村大河さん


はじめは会社で音楽が流れているのに違和感を覚えても、3日も経てば「音楽がないほうが不自然だ」と感じる人が多いのだとか。そして音楽ならボタン一つで止めることができるのもメリットだと言います。

なるほど。会社で流れるBGMか。4つのタイプの音楽・・・ちょっと待って。この最後の“気づき”の音楽ってなに?何に気付くの?課長のヅラなんてとっくに皆気付いていますよ。確かに、課長の薄毛について社内カミングアウトされるのは賛否あるかと思いますが、この“気づき”の音楽は主に、ノー残業デーを知らせるアナウンスや、終業時間を知らせるBGMで、これを必要としている人は多いのではないでしょうか。



現にこのサービスを導入する会社が増えていると言います。例えばアニメ“タッチ”の浅倉南ちゃんの声などを当てている声優の日高のり子(高は、はしごだか)さんのヴァージョンを聞かせて貰うと、なんともさわやかな声で、「おはようございます。本日はノー残業デーです。定時に退社して家族と過ごす時間や、趣味の時間に使いましょう」と言うアナウンスが流れます。

想像してみてください。
同じ会社の人に「もう帰ってください。」と言われると「わかっとるわ!でも私の仕事終わんないんじゃ、ボケ!」なんて女子は特にイラっとしそうですが、さらに最悪なのは言った方も言った方で機嫌が悪いと、事態はまさにマングース対ハブのような緊迫した空気が流れるわけです。想像しただけでも恐ろしい。



でもこのアナウンスなら朝・昼・夕方と、今日は早く帰る日なのだと穏やかに気づかせてくれて仕事の効率も上がりいいかもしれませんね!

更に終業の音楽に“ロッキーのテーマ”を導入したハウスメーカーはロッキーのテーマ=帰る時間と言う認識を定着させることで、導入後約24%の残業時間削減に成功したと清水さんは言います。今ではこのサービスを含めオフィスで音楽をかけている会社は44,000社(USENで音楽を契約している数)に上るそうで、これからもっと普及していきそうなサービスだと話を聞いて感じました。

そして同社が12月に発表したのが、音楽で気付きを与えることとは別に、終業する気分を促す効果のある音楽についての制作。東京芸術大学と共同研究しています。



2019年1月にはUSENオリジナルの終業の音楽もリリース予定だそうです。

ついでに社内カミングアウトのように、言いづらいことを言うきっかけを振ってくれる音楽も作ってはくれないでしょうか。

小学校の帰りの会のように公開処刑にならないような。でもやっぱり最後は「皆さんさようなら。お友達さようなら。」が良いですね。何はともあれ、大切なのは働いている人たちの声に耳を傾けること。
今は従業員の声を“優先”させる。そんな時代です。


■ライタープロフィール
オソサキカイ(@ososakikai )https://twitter.com/ososakikai

英語と韓国語を話すしがない女優。猫と男梅が好き。2019年1月から12ヶ月連続コメディ舞台公演『座・遅咲会』企画・プロデュース・主催・出演。RBB TODAYで食レポほか記事執筆中。
《とびた》
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