ウズイチが得意とする軽演劇は、風刺を含んだ軽快で滑稽な大衆演劇を指し、娯楽性を重視した演劇作品のことをいう。誕生したのは昭和初期、1930年頃の東京・浅草。浅草六区の公演で成功を収めた「浅草オペラ」から、数々のスターが輩出された。今なお、娯楽の聖地である浅草で、ウズイチは誰もが気軽に楽しめる総合エンタテインメントを発信する目的で結成された。
今回の公演「シャフ」は、人力車の車夫（シャフ）になるために奮闘する青年たちを描いた、書き下ろし公演で、7月27日から8月5日の全10公演が行われた。歌とダンスが見どころという同公演。劇中では、懐かしさを感じる楽曲が多く使用された。また、公演期間中には来場者による人気投票も実施。ストーリーのキーとなるだいこく屋のエース・レイを演じきった近江征志郎が、見事一位に輝いた。
公演の最後には、8月19日に「FRESH LIVE!」にてウズイチの特別番組が配信されることが発表。詳細は、「浅草軽演劇集団・ウズイチ」公式HP及び、SNSにて近日公開予定となっているので注目だ。
