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アニメ映画『ひるね姫』が北米プレミア!ニューヨーク国際子ども映画祭で上映

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アニメ映画『ひるね姫』が北米プレミア!ニューヨーク国際子ども映画祭で上映
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  • (C)2017 ひるね姫製作委員会
 劇場オリジナルアニメーション『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』の上映が18日からスタートしている。 同日の舞台挨拶では世界40の国と地域で同作が公開されることも発表され、神山監督はさっそく『ひるね姫』が日本時間20日のニューヨーク国際子ども映画祭でクロージング上映されるということでトークイベントに登壇するために渡米。北米プレミアとなった同会場には小学校低学年から年配層まで幅広く約500名のファンが訪れ劇場は超満員となった。

 映画上映のトークイベントでは「ある日プロデューサーから、自分の娘にメッセージを送るような作品を作ってみてはどうかといわれたのがきっかけ」と女性主人公が生まれたきっかけについて話し、「ご存じの方も多いと思うが、日本は6年前に大きな災害に見舞われた。それ以来、日本は元気がないように感じる。日本が得意だったテクノロジー分野においてもそうだし、若い世代と年配の世代の間で格差や対立もある。そんな日本に元気を取り戻してほしいというメッセージもある」とテクノロジーやファミリーヒストリー、そして未来観などをテーマにした理由も語った。

 また、同作は2020年の日本が舞台ということで少し進歩した技術が随所に盛り込まれている。神山監督は「日本は、ハードウェア作りは得意だが、ソフトウェア分野では遅れがち。またそういった伸びしろのあるソフトウェアにおいても若い人にチャンスがない。若い人が活躍し世の中を変えられたらいいなという気持ちがある」と日本のテクノロジーについてもコメントした。自動運転に対する意見として「僕もドライブすることが大好き。ニューヨークもそうだと思うが日本では渋滞で困っている。できれば自動運転技術でそういったトラブルも解消してほしい」と未来に思いを馳せ、夢の中に現れる巨大ロボット・エンジンヘッドについては「僕も(劇中のモモタローというキャラクターと同じく)自動車を改造するのが好き。エンジン装置を見ているとロボットみたいだなと思ったことがきっかけ」と明かした。

 その後、トークショーを終えた神山監督の元には100名以上のファンがサインを求めて列を作り、監督はひとりひとりに丁寧にサインを行い、「泣いた!」「映像が素晴らしかった!」など、観客の熱い反応に、監督も嬉しそうに応えていた。



(C)2017 ひるね姫製作委員会
《松尾》
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