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「有頂天家族2」 TVアニメ第2期が制作決定!

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(C)森見登美彦・幻冬舎/「有頂天家族2」製作委員会
  • (C)森見登美彦・幻冬舎/「有頂天家族2」製作委員会
  • (C)森見登美彦・幻冬舎/「有頂天家族2」製作委員会
森見登美彦原作で2013年にアニメ化された『有頂天家族』。続編を待望するファンたちの声によって、いよいよ2期である『有頂天家族2』がスタートすることが「京都国際マンガ・アニメフェア2016」内での「有頂天家族 捲土重来ステージ」にて発表された。
物語の舞台となった京都での発表だけに実に心憎い演出と言える。ステージには、原作者の森見登美彦、主人公・下鴨矢三郎役の櫻井孝宏、弁天役の能登麻美子、吉原正行監督、P.A.WORKS 代表の堀川憲司、音楽プロデューサーの斎藤滋が登壇した。

『有頂天家族』は古都・京都を舞台にタヌキの一家が繰り広げる、波瀾万丈で家族愛あふれるコメディドラマだ。また、同時に独特の世界観と美しいアニメーション表現が高く評価され、放送終了後も国内外の多くのファンや関係者から熱い支持を受け続けている。
2013 年12 月に「第17 回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門」にて、その年に放映されたテレビアニメ作品では唯一の「優秀賞」を受賞した。

今回の第2期は『有頂天家族二代目の帰朝』を原作としている。原作者である森見は「また映像化しにくいものを書いてしまった」それが続編を書き上げたときに思ったことです。不器用な原作者である私は制作陣への適切な配慮を忘れ、おのれの荒ぶる妄想をおさえることができませんでした。これから制作陣の皆様が立ち向かわねばならぬ幾多の困難を想うにつけ、慚愧の念に耐えません。暴れん坊な原作者をお許しください。略儀ではありますが当コメントにて謝罪の意を表するとともに、第一期を凌駕する傑作の誕生をお祈り申し上げます」とスタッフやキャストたちに森見流の激励のコメントを寄せた。
監督の吉原は「「有頂天家族2」のみどころは、魅力的な新キャラクター達です。ぜひ一期を見て、読んでいただいてから、この新しい世界を堪能してほしいです」とコメント。P.A.WORKS代表の堀川は「原作第二部の映像化には、前作以上の冒険と覚悟が必要だと思いました。アニメは作りたいけれど、浮かれて足を踏み外せば鉄鍋の底に転がり落ちるだろう。柔らかな毛玉に包まれた世界で、もう一度前作の幸福感を味わいたい。かと言って蜘蛛の糸を掴み損ねれば、地獄絵の業火に焼かれるやも知れぬ。そんなこんなでモヤモヤしているうちに、身の内からプツプツと湧き出してくる阿呆の血の囁きが、どんどん大きな歌声になってきました。いつでも波風たてるよ、ずんずん立てるよ、いつでも平和を乱すよ、がんがん乱すよ♪この歌を口ずさむだけで、いまは金曜倶楽部の鍋の縁でも笑って踊れる気になっています」と意気込みを語った。

第1期のBlu-ray Boxの詳細は後日発表ということで、2期の詳細と合わせて発表を待ちたい。

(C)森見登美彦・幻冬舎/「有頂天家族2」製作委員会

「有頂天家族2」 TVアニメ第2期が制作決定 第1期のBlu-ray Boxも発売

《尾花浩介》
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