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JR東、新ポイントサービス「JRE POINT」開始!Suicaポイントなど統合で一本化へ

エンタープライズ その他
東日本旅客鉄道では23日から、「JRE POINT」サービスを提供開始する
  • 東日本旅客鉄道では23日から、「JRE POINT」サービスを提供開始する
  • 東日本旅客鉄道 執行役員 事業創造本部部長の松崎哲士郎氏
  • 東日本旅客鉄道では、SC・エキナカ事業として駅ビルに約8,500店舗、駅構内に約1,400店舗のショップを展開している
  • これまで、グループ内には全24種類のカードが併存していた
  • JR東日本グループ共通ポイント「JRE POINT」
  • 現状ではデザインにも統一性がなかったが、今後はJREポイントのロゴマークが入ったデザインに統一される
  • Suicaポイント、ビューサンクスポイントなども、将来的にこのJRE POINTに統合される見込み
  • サービスの開始当初は、首都圏近郊にあるアトレなどの駅ビル(合計31館)でJRE POINTを利用できるようにする
■数年後までに1,100万人を目指す

 説明会の最後に質疑応答の時間がもうけられ、東日本旅客鉄道の松崎氏が記者団の質問に回答した。

--- ポイントの原資、負担の割合などは?また、スタートキャンペーンを実施する狙いは?
(※同社では「JRE POINTスタートキャンペーン」として、3月31日までの期間内に入会、Web登録した利用者にポイントを付与するキャンペーンを実施する)

松崎氏:ポイントの原資、負担の割合はそれぞれの駅ビルの方針によって違う。ショップと話し合い決めているところ、全体の販促で決めているところなどがある。知名度の低いJRE POINTを、なるべく早く使っていただきたい、便利さを実感していただきたいということで、スタートキャンペーンを実施する。

--- 目標とする会員数は?駅ビルだけでなく、鉄道との連携も行う予定?

松崎氏:数年後には1,100万人を目指したい。鉄道との連携については、お客様の声も聞きながら進めていきたい。

--- Suicaが利用できる店舗は、JR東日本という枠組みを越えて拡大している。JRE POINTをJR東日本グループ内での利用に限定した理由は?

松崎氏:まずは、我々のところでバラバラだったサービスをまとめたかった。生活に身近なカードとして、使っていただくきっかけになれば。今後とも、何がお客様にとって良いことか考えながら展開していきたい。

--- これまでも全24種類のポイントカードをまとめる構想はあった?その実現が難しかった理由について。

松崎氏:これまでも、まとめるという話はあった。ただ駅ビルはそれぞれの店舗で成り立ち、地域性に違いがある。周辺のお客様にとって身近なサービスを提供するなかで、ポイントのシステムや還元率が異なるサービスが各々展開することになった。システムの統合に手間と時間がかかったが、今回、会員様の多いアトレのシステムが更新する時期に合わせて、JRE POINTを提供開始できた。
《近藤謙太郎》
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