【快適ペットライフ Vol.10】寒い季節も注意が必要!! 2ページ目 | RBB TODAY
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【快適ペットライフ Vol.10】寒い季節も注意が必要!!

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ドームベッド
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●室内の寒さ対策

 では、実際どの程度の寒さ対策をとったら良いのか?ですが、部屋全体を暖かくしてしまうと、もし犬が暑いと感じても逃げ場がなくなってしまいますし、温度変化が無さ過ぎても外へ出た時の温度変化に体がビックリしてしまいますので、「場所によって暖かく過ごせる工夫」が大切です。例えば、サークルメインで過ごす犬の場合は、ベッドをドーム型にし、ベッド内にヒーターや毛布を入れて暖かい場所を作ります。寒い時はベッドに入り温まり、暑くなったらベッドの外へ出てクールダウンが出来るようにしてあげます。室内がある程度暖かい場合は、服の着せっぱなしも犬自身の温度管理の妨げとなりますので、注意しましょう。また、部屋の暖め過ぎ、人用の電気カーペットの上や、こたつの中に長時間いることで、熱中症のような症状になってしまう場合があるので十分な注意が必要です。しかし、仔犬や老犬のように自分自身での温度コントロールが難しい犬の場合は、体に負担か掛からない室温管理が必要になりますので、愛犬の年齢、体調には十分に配慮してください。

●寒さ対策グッズ

ペットショップへ行くと、様々な寒さ対策グッズが並んでいますので、愛犬に合った物を見つけてあげましょう!

【ドームベッド】基本の対策!まずは、平らなベッドから囲われているベッドに変えるだけで冷気が入りにくくなり、更に毛布を入れてあげれば、寒さがすごく弱い子でなければ問題なく過ごせます。

【ヒーター】暖かさは抜群!!ペット用に作られていますので、温度が上がり過ぎず多少咬んでも大丈夫なようにコード部分が強化されています。お留守番が長時間になる方、寒さに弱い犬種にはおススメです。ただ、電気を使っているので、いくら咬んでも大丈夫なように強化されていると言っても咬み癖がある子は十分な注意が必要です。

【湯たんぽ】ピンポイントで温めます!お湯を入れて使う物と、レンジで温めて使う物があります。お湯を入れるタイプは、お湯の温度が熱すぎないように注意してください。また、時間がたつと冷めてきますので、置く場所を犬が寝るメインの場所ではなく、少しずらして置くことで、寒い時に温まりに行けるようにしてあげましょう。ヒーターは咬むのが心配だけど、もうひと工夫温めたい方におススメです。

 冬は、暖かくしてあげれば大丈夫!と、ついつい親心から暖かくし過ぎてしまったり、寒さは平気!と、愛犬が寒がっている事に気が付かなかったり、極端な対応になりがちです。愛犬が快適な環境で暮らせる為に、愛犬の年齢、犬種、行動を考え、適切な対策をしてあげましょう!

●筆者プロフィール
稲垣亜衣

■1999年、犬のテーマパーク「わんわん動物園」に入社しステージチームとして、「ドッグレース」、「アジリティドッグ」、「ディスクドッグ」などのパフォーマンス犬の育成やステージパフォーマンスを担当。2001年オープンの「わんにゃんワールド多摩」では、ステージチーム長、園長を務める。2004年には、テレビチャンピオン「第2回ダメ犬しつけ王選手権」に出場し優勝!!2009年からはペット業界大手「ペットプラス」「イオンペット」にて、飼い主様向けのしつけ教室を担当。しつけ部門のマネジャーを兼任しながら、4年間に渡り、1000件以上のトレーニングを行う。2013年独立、「HAPPINESSDOG」を立ち上げる。愛玩動物飼養管理士1級、ペット栄養管理士。
《RBB TODAY》
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