ベトナムの市場調査をオンラインで……Asia PlusがQ&Meを提供 | RBB TODAY
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ベトナムの市場調査をオンラインで……Asia PlusがQ&Meを提供

エンタープライズ ソフトウェア・サービス
アンケート結果表示画面例
  • アンケート結果表示画面例
  • 「チャットサーベイ機能」を用いた定性調査画面例
 Asia Plusは21日、ベトナムの消費者についてオンラインで定量・定性調査を行なえるリサーチサービス「Q&Me」の提供を開始した。

 Asia Plusは日本とベトナムに拠点をもち、アジア新興国に進出する企業のために「販売」「商品企画・マーケティング」を解決するソリューションを、オンラインで提供する。

 Q&Meは、定量調査から、消費者動向調査などの定性調査までを、オンラインで完結するリサーチサービスだ。「チャットサーベイ機能」を利用したフォーカスグループが特徴で、従来のリサーチと比べて3分の1程度のコストで定性調査を行なうことができる。

 通常のフォーカスグループでは、何名かのモニターを1ヵ所に集めてインタビューなどを行ない、定性調査を行なう。Q&Meの「チャットサーベイ機能」は、これをオンラインで行なうことによってコストを削減するとともに、現地調査のための出張といった手間を省く。また、事前のオンラインアンケートと組み合わせることで、目的に合致したモニターへの調査を可能にする。

 アジア新興国へ進出する日本企業は増加傾向にある。Asia Plusは今後、2014年度内に15万人のモニターを集め、Q&Meを、ベトナムの消費者を対象とした最大規模のオンラインリサーチサービスへと拡充する予定。さらにベトナム以外のASEAN各国でも順次提供していくという。

●Q&Meのおもな機能

 Q&Meのチャットサーベイ機能は、複数のターゲットグループを集めてグループインタビューをオンラインで実行、定性調査を実施する。通常のメッセージのやりとりに加え、画像を使った意見交換や、アンケートの差し込みなどもできる。

 Q&Meには属性検索機能があり、条件に従ってパネリストを抽出できる。性別・年齢・収入・職業などの基本的な属性、所有する家電機器やインターネット利用環境などの趣向、事前の質問回答内容などを条件に設定できる。モニターのプロフィールや過去の投稿画像などの確認も可能で、ピンポイントな調査が可能だ。

 また、全ての調査結果をオンラインで確認できる。年齢・収入などによるフィルタリングだけでなく、クロス集計のような多面的な分析もできる。モニター人一人の回答も確認できる。

 さらに、様々な形でのアンケート形式をサポートし、仮説検証、消費者実態の把握、商品テストやパッケージテストに対応できる。
《高木啓》
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