【インタビュー】「セキュリティバリアデバイスとは」産総研 戸田賢二氏 | RBB TODAY
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【インタビュー】「セキュリティバリアデバイスとは」産総研 戸田賢二氏

ブロードバンド セキュリティ
SATAポートとディスクの間に挿入してデータの保護を行うセキュリティバリアデバイス(SBD)
  • SATAポートとディスクの間に挿入してデータの保護を行うセキュリティバリアデバイス(SBD)
いよいよ来週、2月17日、18日の両日、国際サイバーセキュリティカンファレンス「CODE BLUE」が東京で開催される。本稿では、CODE BLUE で講演する3名の技術者に発表内容やそのポイントをメールインタビューした。

「OSやアプリを問わず装着するだけで重要データを防御するセキュリティバリアデバイス」というタイトルで講演を行う、独立行政法人 産業技術総合研究所の戸田賢二氏に聞いた。

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──だれに聞いて欲しいどういう講演ですか

セキュリティバリアデバイス(SBD)という、SATAポートとディスクの間に挿入してデータの保護を行うハードウェアを開発しましたので、その機能や動作方式について講演します。SBDは、防御対象機器のOSやアプリを問わず装着でき、ドライバなどソフトのインストールも不要です。情報セキュリティに関心のある方、関連の実務や研究開発をされている方、サーバや制御システムを高セキュア化したい方、webページなどを意図しない改ざんから守りたい方、重要情報の意図しない読みだしを防ぎたい方、ブートキットやルートキットなどのマルウェアの感染防止を行いたい方などに聞いていただきたいと思います。

──講演を良いものにするために一番心をくだいているのはどんなところですか

動作方式のご説明を通して、何がどこまでできるのかを正確にお伝えしたいと思います。課題を克服していく研究開発のおもしろさも同時にお伝えできればと思います。

──読者へのメッセージをお願いします

既存のシステムにも簡単に装着できるハードウェアによるセキュリティ向上のソリューションです。ご興味のある方は参加され、ご意見ご要望などいただければ幸いです。

──ありがとうございました

CODE BLUE 開催直前インタビュー「セキュリティバリアデバイスとは」産総研 戸田賢二氏

《高橋 潤哉@ScanNetSecurity》
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