新たな手口の「ワンクリック詐欺アプリ」が出現……IPAが解説 | RBB TODAY

新たな手口の「ワンクリック詐欺アプリ」が出現……IPAが解説

ブロードバンド セキュリティ

スマートフォンのワンクリック請求における新旧手口の比較
  • スマートフォンのワンクリック請求における新旧手口の比較
  • Google Playでのアプリ紹介画面
  • 要求されるアクセス権限の新旧手口での比較
 IPA(情報処理推進機構)技術本部セキュリティセンターは1日、今月の呼びかけ「スマホにおける新たなワンクリック請求の手口に気をつけよう!」を公開した。情報が抜き取られるような被害はないが、心理的に追い込まれて金銭を支払ってしまう可能性があるという。

 IPAは2013年3月、「Google Play」において、アダルトサイトの請求画面を表示させるだけの新たなワンクリック請求アプリを、複数発見した。このアプリは、実行するとアダルトサイトが立ち上がり、画面に従って登録を完了すると請求画面が出現するものだ。従来はメールやインターネット検索から誘導するものが主だったが、このように公式マーケットに新手口の詐欺アプリが出現する時代となっている。そのためIPAでは、多様化しているワンクリック請求の手口の一端を紹介するとともに、Android端末とiPhone、iPadにおける対処法について解説したとしている。

 従来の手口では、不正なアプリをインストールさせて個人情報を外部に送信するなど、悪意のあるものだったが、新しい手口のワンクリック請求アプリは画面を表示させるだけで、情報は外部に送信しない。単にあらかじめ設定された特定のURL(アドレス)を開くだけのショートカットとして動作するだけだ。ただしそのため、アクセス権限を見ただけでは不審かどうかの判断が難しく、注意が必要となっている。

 IPAでは該当アプリをインストールしてしまった場合は、端末を再起動し、アプリを削除するように呼びかけている。また心配であれば、最寄りの消費生活センターや、自治体の無料弁護士相談などへ相談すること、万が一サイト側からしつこい請求などを受けた場合は、最寄りの警察機関に相談することを推奨している。


情報処理推進機構:情報セキュリティ:2013年5月の呼びかけ
https://www.ipa.go.jp/security/txt/2013/05outline.html
《冨岡晶》

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