マキノ出版は、新刊『妻の病気の9割は夫がつくる 医師が教える「夫源病」の治し方』を12月15日に刊行した。 著者の石蔵文信氏は、大阪市内の病院で「男性更年期外来」を開設して以来、600人以上の中高年男性を診察してきた。同氏は夫婦同伴で治療を行う中、患者本人だけでなく、その妻も同じように、深刻な体調不良に苦しむケースが非常に多いことに気づいたという。その症状は、頭痛、めまい、耳鳴り、動悸、胃痛、不眠、気分の落ち込みなど、これまで「更年期障害」とされてきたものばかりだったが、夫と同時に妻の不平・不満を聞き、カウンセリングを行ったところ、多くの女性の体調不良が簡単に治ったという。 こうして同氏は、『中高年女性のさまざまな体調不良の原因は、実は夫にある――』という結論に達し、これを「夫源病（ふげんびょう）」と名づけた。同書では、1,217人の女性へのアンケートで、生活習慣・お金・家事・子育てといったシーンごとに、具体的な夫源病の実例とアドバイスをまとめている。
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