【interpets】健康食品から歩数計まで、ペット産業見本市を歩く | RBB TODAY

【interpets】健康食品から歩数計まで、ペット産業見本市を歩く

 幕張メッセでペット産業見本市「interpets」が23日開幕した。ペット関連商品・サービスが集まる同イベントは今年で2回目。

エンタメ フォトレポート
幕張メッセで開幕中のペット産業見本市「interpets」
  • 幕張メッセで開幕中のペット産業見本市「interpets」
  • 昨年に続き2回目の開催。一般入場は25日、26日。
  • ペット同伴で入場できる
  • テラモトのペット用の清掃具「ketori」。デザインもお洒落に
  • 富士通の愛犬用の歩数計「わんダント」。犬用に開発された。
  • スマートフォンで読み取り、富士通クラウドへデータを蓄積。
  • ペットライブラリはペット関連の卸を手掛ける。クリスマスケーキは昨年35000を売った。
  • ペット用のスイーツ各種。
 23日、幕張メッセでペット産業見本市「interpets」が開幕した。ペット関連商品・サービスが集まる同イベントは今年で2回目。ペットブームと言われて久しいが、ペットビジネスの現状はどうなっているのか、展示会ブースを直撃してみた。

 会場をまわって目に付くのがペットフードの多さだ。今や年齢別・犬種別は当たり前で、そこにいかに付加価値をつけた商品を販売していくかがポイントになる。“Petio”ブランドを展開するヤマヒサ ペットケア事業部では便臭を80%カットするペットフード「リモナイトラボ」を今年の春に販売した。室内犬を飼う人が増えているという現状を考慮した製品だが、マーケティング本部の佐伯直俊氏は「ペットフードは、安くてたくさん店頭に積み上げていれば売れるという時代ではなくなった」と話す。そもそも小型犬の食事量は、中・大型犬に比べて少ない。最近のように小型犬を買う人が増えても売り上げは急激に伸びることはない。「化粧品なら高くても買うじゃないですか?欲しいと思われるような要素や陳列も大切だ」という。

 ペットライブラリではこの秋、ドックフードにかけるジュレタイプの「ワンちゃんの中華丼シリーズ」を販売開始する。同社担当者によると「最近ではペットフードを食べない犬や猫が増えている。この製品はジュレタイプでからまりやすく、カロリーも11kcalしかない」と自信を見せる。普段のご飯にひと味加える製品だ。ほかにもブースには“冬のあったかシリーズ”として、「おでん」「お鍋」「すき焼き」などのパッケージが並ぶ。これはペットフードか?と思う商品群だ。実は同社ではクリスマスケーキやプチタルト、肉まんなどの製品も扱っている。誕生日用のケーキは月に約1,000個、クリスマスケーキは昨年35,000個を売ったという。

 6月18日に中型犬・大型犬の高齢期向け製品を拡充したロイヤルカナンでは、販路としてペットショップ、獣医、ブリーダーという3本柱を持っている。同社によると、1985年には犬の平均寿命は8年と言われていたが、現在では13.8年となり、高齢期、老齢期に適した総合栄養食のニーズが高まっているという。ライフステージにあわせてペットフードを取りそろえているが、コーポレートアフェアーズの白井未佳氏は「成長期、成犬期、高齢期という分類でペットフードを分けているところは多いと思うが、弊社では発情期~妊娠前期、妊娠後期、哺乳・離乳期といったステージでもペットフードを用意している」と説明する。いわばブリーダー向けを考慮しての戦略だ。一方で、獣医をターゲットとした食事療法食では業界NO.1となっており、「低分子プロテイン」「セレクトプロテイン」「腎臓サポート」「スキンサポート」などがマーケットとして成長している。

 メタボになるのは人間だけではない。秋の販売に向け愛犬用の歩数計「わんダント」をデモしていたのは富士通だ。携帯電話に搭載されている歩数計の技術を応用し、富士通研究所で開発したという。「犬にも運動が大切で、メタボを気にする飼い主も多い」とはユビキタスサービス事業本部の三ッ山陽子氏。そもそも人間とは計測の方法が違い、解析ソフトも犬専用に作られているため、猫には使えない。歩数計のデータはスマートフォン(Android)で読み取りクラウドへ蓄積。パソコンのマーページで確認できる。マイページではペットに関する日記をつけることも可能だ。サイトは1年間無料で提供し、その後月額でのサービスを予定しているという。ペットビジネスについて三ッ山氏は「今や15歳以下の子供よりもペットの数の方が多くなっている」として、需要の広がりに期待をしている。

 チリトリや玄関マット、ガーデン用品をホームセンター向けに扱っていたテラモトも、ペット事業に参入した企業のひとつだ。同社のブースではペット用の清掃具「ketori」やペットケア粘着ローラー「ComCreaner」を展示。単なる道具ではなく、コミュニケーションツールとしてデザイン性も高い製品を開発している。「ペットを飼う人には(金銭的にも時間にも)余裕のある人が増えている」と担当者は話す。一方、すぐそばのFlexi(フレキシ)のブースでは、あやゆる柄のリードを扱う。リードの元祖としてDESIGN RAGE、PROMOTION RANGE、LUXURY RANGEなどのラインを用意し、ファッションにあわせてリードも揃えることができる。スワロフスキーをあしらったリードは実に20,000円前後もする。

 出展者の声として共通しているのは「ペットの数に大きな伸びはない」という現状だった。しかし、一匹にかける金額の増大しているということだった。

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《RBB TODAY》

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