NTTドコモは4月24日、スマートフォンやタブレットPC向けの学習支援サービス「ドコモゼミ」に、学習アプリが使い放題となる新しい料金体系「月額コース」を導入すると発表した。5月1日より提供を開始する。 ドコモゼミは、昨年9月にNTTドコモがソーシャルサポートサービスの一環としてスタートした教育サービス。外国語や知育、資格などを中心とした学習アプリを、「ドコモゼミ ポータルサイト」を通じ、スマートフォンやタブレットPC向けに提供するほか、学びに関するクイズやニュースなどのコンテンツも用意されている。 これまでドコモゼミでは、さまざまな学習アプリを「売り切り」で提供してきたが、5月からは月額料金制を導入し、3種類のコースで、各コースごとの学習アプリが使い放題となる。なお従来どおりの「売り切り」による学習アプリの提供も引き続き行われる。 「ドコモゼミ月額使い放題コース」では、外国語や知育、簿記やFPなどの資格といった約40〜50の学習アプリが使い放題となり月額料金は525円。小学生や中学生向けに国語、算数、理科、社会、英語などの教科をドリル形式で提供する「ドコモゼミ小中学生コース」は月額980円での提供となる。 さらに「ドコモゼミ学研ビクトリーコース」では、学研グループの教材を活用し、学研エデュケーショナルと共同開発したWeb学習コースを提供していく。小学1年生から中学3年生までの主要教科（国語、算数・数学、英語）について、対話形式の説明やアニメーションによる解説をスマートフォンやタブレットPC向けに配信していくという。同コースは5月10日より提供開始予定で、月額料金は1,470円となる。 ドコモゼミの利用に際しては、無料の専用アプリをGoogle Playからダウンロードして利用する。対応機種は、Android OS2.2以降のスマートフォンおよび、Android OS3.0以降のタブレットPC。なお各コースの利用料金は、月々のドコモからの請求と一緒の支払いとなる。
