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Googleマップ、ストリートビューにアマゾン川流域が初登場

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黄色いペグマンをアマゾン川に沿って動かすことで、流域の様子を見ることができる
  • 黄色いペグマンをアマゾン川に沿って動かすことで、流域の様子を見ることができる
  • 地上で使用しているトライクを、船の上に設置
  • トライクでの撮影の模様
  • アマゾン川流域の集落
  • 熱帯雨林
  • アマゾン川流域(ネグロ川)
 グーグルは22日、Googleマップのストリートビューに、新たにアマゾン川流域を追加した。現地の環境保護団体「アマゾン保護基金(FAS)」の招きに応じて実現した。

 アマゾン川に注ぐリオ ネグロ(ネグロ川)周辺の「リオ ネグロ保護地区」を対象に、広大な川や熱帯雨林、周辺の集落の撮影が2011年8月より開始された。ストリートビューの撮影では、自動車のほか、トライク(三輪車)が用いられることが多いが、今回の川沿いの撮影では、地上で使用しているトライクを、船の上に設置して航行するといった方法が採られた。また、おみせフォトの撮影で使用される魚眼レンズ装着カメラも使用された。パノラマ画像は50,000枚以上の静止画をつなぎあわせて作られたという。

 黄色いペグマンをアマゾン川に沿って動かすことで、流域の様子を見ることができる。支流に入ることもでき、原生林の中や、保護区内最大の集落であるトゥンビラの小道などを散歩できる。リオ ネグロ保護区をはじめとするアマゾン川周辺地域の多くはブラジル政府の保護下にあり、一般人の立ち入りは禁止されている。そのためこのストリートビューでしか体験できない、貴重なものとなっている。

 グーグルでは、世界中の人々がアマゾンをより深く知るきっかけとなること、そして、地域集落が独自の自然環境を保護し未来の世代に残していくために、どのような取り組みをおこなっているかを理解する手助けになることを、FASとともに願うとしている。
《冨岡晶》
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