キヤノンマーケティングジャパン（キヤノンMJ）は29日、電子辞書「wordtank（ワードタンク）」の新製品として「wordtank Z410」を発表した。販売開始は3月下旬。価格はオープンで、同社直販サイト価格は34,980円。 同製品は4.3型の液晶タッチディスプレイを搭載した電子辞書。液晶部分はチルト式を採用し、スライドさせることで入力用キーボードが現れる設計となっている。 国語辞典や社会科用語集など、総コンテンツは102種類。英語関連では、英語辞典10種類を含む59コンテンツを収録している。また、英会話でのニュアンス理解に役立つ、小学館「オックスフォード英語類語辞典」を国内IC型電子辞書として初めて収録。（2012年2月29日現在、同社調べ）。 辞典以外の英語コンテンツとしては、旺文社「センター試験リスニング対策過去問題集2007～2011」や、「大学入試 英語リスニング対策スタート編 改訂版」など、大学受験向けのコンテンツを多数収録する。また社会人向けにTOEICテスト対策問題集や、海外で役立つ会話集を8言語分収録したという。 学習効果を高める機能として、ひらがな・カタカナ・英語筆記体を認識する「液晶全面手書き検索機能」や、例文・解説・成句を検索できる「全文検索機能」を搭載している。 液晶解像度は480×272ピクセル。バッテリはリチウムイオン充電池。連続駆動時間は英和辞典の画面で連続表示した場合に約125時間。本体サイズは、幅129×高さ16.7×奥行き77mm、重さは約220g（バッテリを含む）。
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