カシオ計算機は、電子辞書「エクスワード（EX-word）」の新製品として、堅牢小型ボディに50コンテンツを収録した3機種を発表した。販売開始は10月28日。価格はオープン。 重視する収録コンテンツのジャンルによって3機種をラインアップし、その予想実売価格として、「中国語」重視の「XD-C730」と「韓国語」重視の「XD-C760」はともに25,000円前後（ともにブラック）、「俳句・歴史」重視の「XD-C500」は17,000円前後（シャンパンゴールド/レッド）。 3機種は、3.4型カラー液晶ディスプレイとキーボードを搭載。ディスプレイは開閉式で、閉じたときの本体サイズが幅108.5×高さ17.2（最薄部）～17.7（最厚部）×奥行き87mm、重さが約175g（バッテリ含む）の小型軽量ボディとなる。キー配列は、「XD-C730」「XD-C760」がJIS、「XD-C500」が50音。バッテリは単3形乾電池×1。 同社独自の強化設計「TAFCOT（タフコット＝Totally Advanced Force Control Technology）」を採用。本体内部にサイドビームや緩衝材を使用して剛性を強化し、落下/加圧/振動などの衝撃を緩和するという。 国語/漢和/英和/和英の各種辞典をはじめ、漢字・敬語・ことわざなどをまとめた辞典のほか、ビジネスで活用できる経済・経営用語の辞典、冠婚葬祭やスピーチに役立つコンテンツを収録。10ヵ国語の外国語会話集なども網羅した。 さらに、「XD-C730」は中日辞典 第2版」「日中辞典 第2版」「中国語 新語ビジネス用語辞典」「中日辞典 新語情報篇」などの中国語コンテンツ、「XD-C760」は「朝鮮語辞典」（韓日辞典）「日韓辞典」「ひとり歩きの韓国語」の韓国語コンテンツ、「XD-C500」は「広辞苑」「現代俳句歳時記（春・夏・秋・冬・無季）」「ホトトギス俳句季題便覧」「日本史事典」「世界史事典」などを収録している。各機種ともコンテンツ数は50に及ぶ。
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