第34回隅田川花火大会は、主催者からは予定通り19時5分からスタートとの発表が出されている（27日15時現在）。例年は7月最終週の土曜日に開催されるが、今年は東日本大震災の影響により、1カ月遅れの8月27日の実施となる。 隅田川花火大会の公式サイトは現在つながりにくくなっており、開催情報やプログラム等の閲覧がしにくい状況だ。ここでは同花火大会のプログラムと見どころを紹介したい。 隅田川花火大会では、桜橋下流～言問橋上流の第1会場、駒形橋下流～厩橋上流の第2会場とに分けて合計約2万発の花火が打ち上げられる。 第1会場でまず注目したいのは、スタートの19時5分から始まる「東日本大震災復興祈願 被災地へ贈る 追悼手向けの花」。震災で亡くなった方々への弔いと、被災地復興への願いを込めこのプログラムだけでも1100発が打ち上げられる。 続いて「大江戸千華 花の舞」が、さらに19時30分には“ポケモン花火”が打ち上げられ、40分からは花火コンクールが開催される予定。コンクールが終了し20時台に入ると花火大会はいよいよクライマックスを迎える。20時5分からは「絶景 634からの眺め」「スペースファンタジー」「グランドフィナーレ」と終盤の3プログラムで4600発以上が夜空に大輪の花を咲かせる。 第2会場は、19時30分からスタート。こちらは各プログラムにテーマが設けられ、さまざまな趣向を凝らした花火が打ち上げられる。「虹色の星座」、「夜空に旋律の調べ」（19時40分〜）、「流星メリーゴーランド」（19時50分〜）、「夢咲く百花園」（20時〜）、「スターライトでランデブー」（20時10分〜）、「大江戸花物語」（20時20分〜）というがタイトルが並び、スターマインの色鮮やかさと美しさを競い合う。 なお、大会を中継するテレビ東京の特設サイトでは、みどころや昨年のハイライト動画などのコンテンツを公開している。同サイトではそのほか、周辺の各エリアから見た花火の様子を紹介する「花火動画」などを公開。混雑が予想される周辺エリアの歩行ルートなども確認できる。
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