シャープ、エコ機能や103通りの調光が可能なLED新製品を発表 | RBB TODAY

シャープ、エコ機能や103通りの調光が可能なLED新製品を発表

エンタープライズ その他

健康・環境システム事業本部 LED照明事業推進センター副所長 兼 商品企画部長の桃井恒浩氏
  • 健康・環境システム事業本部 LED照明事業推進センター副所長 兼 商品企画部長の桃井恒浩氏
  • LEDシーリングサイト。6畳、8畳、12畳に対応の製品を発表
  • エコセンサーとエコ調光を搭載
  • 一番明るい明るさ
  • 一番暗い場合
  • 液晶テレビのバックライトに使用されているLED技術と直照方式を組み合わせた
  • 6畳のDL-C203Vは業界NO.1の固有エネルギー消費効率
  • LED電球
 コンビニや百貨店、企業の照明としてLEDが注目を集めているが、商戦の舞台は一般家庭にも波及しつつあるようだ。

 シャープによると、住宅用LED照明の市場動向は震災以降、LED電球やLEDシーリングライトの需要が急伸。6月のLED電球の数量構成比は43.5%と白熱電球を上回り、7月第1週では5割を占めたという。

 同社は昨年9月業界初のLEDシーリングライトを投入したが、今回は8月下旬に「ELM(エルム)」シリーズとして「DL-C503V」(~12畳)、「DL-C303V」(~8畳)、「DL-C203V」(~6畳)の3タイプを発売する。

 5日には都内で記者会見を開催し、健康・環境システム事業本部 LED照明事業推進センター副所長 兼 商品企画部長の桃井恒浩氏が説明にあたった。

■省エネ性能を加速する技術を搭載

 従来の円形タイプに加え、新製品となる3モデルはスクエアタイプ。液晶テレビのバックライトに使用されるLED技術と直照方式を組み合わせ、固有エネルギー消費効率81.3lm/Wを実現した。また、“エコセンサー”と“エコ調光”を搭載。“エコセンサー”は、天気のいい日中に部屋に太陽光が射し込むと部屋の明るさを検知して自動で明るさを抑えるというもの。“エコ調光”は、前モデルにも搭載されているが、時間の経過とともにゆるやかに明るさを抑える、いわば「ある程度減光しても気がつかない」という目の順応性を応用した技術だ。これにより、通常点灯時と比較して、さらに最大67%の省エネが実現できるという。

■自然で快適な眠りを促す「おやすみリズム」

 同製品は暖色系から寒色系まで、10段階の色を変えることができる調光機能を搭載。さらに3段階の調光が可能な常夜灯も採用した。これにより、103通りの明るさ・色みを選択できるようになっている。また、「おやすみ」ボタンによって、暖色で50%の明るさになり、30分かけて明るさを落として自動で常夜灯になる“おやすみリズム”と呼ぶ機能を追加した。「この機能は6畳や8畳で使っていただくためのもの」「寝る前に本を読んだり、少しテレビを観たりという人が非常に多い。これらの人に対して自然に眠りにつくことを促す、眠りやすい環境にするのがこの機能だ」(桃井氏)。

 LEDシーリングライト「DL-C503V」(~12畳)の予想実売価格は55,000円、「DL-C303V」(~8畳)は45,000円、「DL-C203V」(~6畳)は35,000円。

■光の広がりを考慮したLED電球

 LED電球としては、E26一般電球タイプ「DL-LA83N」(白熱電球60W形相当)「DL-LA64L」(白熱電球50W相当)と、E17小型電球タイプ「DL-JA4AN」(小型白熱電球40W形相当)「DL-JA3BL」(小型白熱電球25W形相当)の4種類を発売する。

 E26一般電球タイプは、業界最高の明るさ820lmで、新設計の光拡散レンズを採用することで広範囲な広がりを実現した。「LEDを載せている部分を少し上に持ち上げることによって、光を全体的に広げる工夫を行っている」(桃井氏)。マルチチップ型のLEDを使っている。同社によると、消費電力は9.2Wと省エネのため、 1日10時間、1ヵ月使用した場合でも、電気代が約61円であるとしている。E26一般電球タイプの予想実売価格は各4,500円、E17小型電球タイプは3,000円。
 
■LEDの寿命は何日?

 LEDが普及してくるとその耐久年数が気になるところだ。これについて桃井氏は編集部の質問に回答した。氏によると、設計寿命ということで考えると、40,000時間で、初期照度の70%くらいに照度が落ちるという設計にしようというのが、電球工業会などに加入しているメーカーの指標になっているという。耐久年数ということでは、“きれるまで”ということだが、理論的に言うと中の回路部分の電解コンデンサの寿命になるとのことだ。

 また、LED市場は海外製品も攻勢をかけている。これについては「店頭価格は下がってきている。我々もコスト力をつけた提案をしていく、品質など他社との差別化が必要だ」とした。

《小板謙次》

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