電子書籍ダウンロードサイト「eBookJapan」では、現代の“知の巨人”荒俣宏による連載「電子まんがナビゲーター」がスタートした。第1回の対談相手は水木しげる。 「電子まんがナビゲーター」は、“日本のマンガ界を切り開き、今も第一線にある漫画家たち”を荒俣宏が訪ね、マンガ文化の本質を探る企画。今や世界で文化として認められた“マンガ”だが、長い間、“低俗”で“子供に悪影響を与える”ものとみなされてきた。今でも特に性表現をめぐっては社会問題にしようという議論が高まっている。こうした逆境のなかで、子供たちに支えられながら、漫画家たちがどのような試行錯誤を繰り返してきたのかに迫る。 第1回の対談相手は、荒俣宏の師匠の一人であり、また盟友でもある水木しげる（「ゲゲゲの鬼太郎」作者）。書きたいものと売れるもののギャップや、心身ともに健康でいる秘訣から、水木作品に漂うペーソスの源泉まで、水木しげるの半生を描いたNHKドラマ「ゲゲゲの女房」で一般に広く受け入れられた水木しげるという人物の新しい側面に迫る内容となっている。 なお同連載は毎週金曜日に更新。第2回の対談相手は「風と木の詩」の竹宮惠子、第3回は「あしたのジョー」のちばてつやを予定している。
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