シスコ、Nexusファミリの新製品投入 〜 データセンターの変革と仮想化の導入を実現 | RBB TODAY
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シスコ、Nexusファミリの新製品投入 〜 データセンターの変革と仮想化の導入を実現

エンタープライズ ハードウェア
「Cisco Nexus スイッチ」ファミリ新製品群
  • 「Cisco Nexus スイッチ」ファミリ新製品群
 米Cisco(シスコ)は現地時間27日、既設データセンターを仮想環境に変えるための「Cisco Nexus スイッチ」ファミリ新製品と「Cisco Catalyst」製品の機能強化を発表した。

 新製品は、次世代データセンターの要件に対応できるよう設計された「Cisco Nexus 7018」「Cisco Nexus 5010」「Cisco Nexus 2000シリーズ・ファブリックエクステンダ」。これらのプラットフォームにより、企業のIT部門は、仮想化、Web 2.0アプリケーション、クラウド コンピューティングなどのアーキテクチャ上の変更に合わせて最適化することができる見込みだ。

 「Cisco Nexus 7018」は18スロット シャーシに最大16個のI/Oモジュール スロットを備え、最大512個の10GbE(ギガビットイーサネット)ポートをサポートするモジュラ型スイッチとなる。さらに、GbEと10GbEが混在する環境に対応するため、あらたに48ポートGbEファイバ ラインカードが用意されている。「Cisco Nexus 5010」は、1ラックユニット(RU)の28ポートスイッチ。10GbE、Cisco Data Center Ethernet(DCE)、Fibre Channel over Ethernet(FCoE)、ファイバ チャンネルをサポートし、LANやSAN、サーバ クラスタから伝送されるトラフィックを1つのユニファイド ファブリックに統合する。「Cisco Nexus 2000シリーズ・ファブリックエクステンダ」は、デュアル型のCisco Nexus 5020スイッチに接続することで、最大2,496台のGbEサーバをサポートできる(Cisco Nexus 2148Tの場合)。またCisco Nexus 2000スイッチとCisco Nexus 5000シリーズ スイッチを組み合わせることで、GbEサーバ環境、GbEと10GbEが混在するサーバ環境に対して、コスト効果の高いアクセスレイヤ戦略をとることができるとのこと。

 またCisco Catalyst 6500を仮想サービス ノードとしてNexusコアと共に使用することにより、アプリケーションの保護と高速化を低コストで実現できるようになった。他にも、In-Service-Software-Upgradeをはじめとするソフトウェアの機能強化が行われ、統合型10GbE光による長距離伝送をサポートすることで、ネットワークのメンテナンスに必要な時間を減らし、データセンター間における仮想マシンのモビリティを向上させることが可能になるという。
《冨岡晶》
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