NEC液晶テクノロジーは27日、計測器やFA制御などの産業機器用の表示デバイスとして、7.0型ワイドWVGA（800×480ドット）アモルファスシリコンTFT液晶ディスプレイモジュール「NL8048BC19-02」、および6.5型XGA（1,024×768ドット）アモルファスシリコンTFT液晶ディスプレイモジュール「NL10276BC13-01」を発売した。サンプル価格はそれぞれ3万円、4万5,000円。サンプル出荷は、NL8048BC19-02が即日、NL10276BC13-01が5月中旬より開始される。 NL8048BC19-02とNL10276BC13-01は、5万時間の長寿命タイプの白色LEDを光源として採用し、低消費電力、薄型・軽量、振動・衝撃への優れた耐性を備えながらも、従来の白色LEDバックライト搭載製品と比較して長期間にわたる利用ができるというもの。液晶パネルの設計を最適化することにより、上下左右160度の広視野角、1000:1の高コントラスト比、18ミリ秒の応答速度を実現するほか、-20℃〜+70℃という幅広い温度範囲で動作する。 同社では、今後1年間で、NL8048BC19-02が5万台、NL10276BC13-01が3万台の販売を見込んでいる。
IoT向け通信技術「LPWA」を活用すれば都市水害対策もできる!?
