データコア、ITコアのトータル仮想化ブレードシステム「TEV2008」で協業を開始 | RBB TODAY

データコア、ITコアのトータル仮想化ブレードシステム「TEV2008」で協業を開始

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 データコア・ソフトウェアは16日に、パートナー企業であるITコア(旧IMJネットワーク)の「TEV2008」発売開始とともに協業を開始したことを発表した。

 「TEV2008」(TEV=Total Enterprise Virtualization)は、VMWare ESX Serverを搭載したブレードサーバに、データコアのストレージ仮想化ソフトウェア「SANmelody」を搭載したストレージサーバを組み合わせた「トータル仮想化ブレードシステム」だ。

 SANmelodyをインストールしたWindowsサーバは、ストレージ仮想化コントローラとして動作し、配下のストレージリソースを仮想化し、I/Oの制御を行う。Windowsサーバを利用することで、自由な構成とオープンなストレージ環境が提供可能となり、仮想化されたストレージ環境によって、シンプロビジョニング、筐体間ミラーリング、ディスクの高速複製、遠隔地へのミラーリングなどの機能がハードウェアに依存することなく利用できる。

 モデルはソリューション別に4つあり、「モデルS:無停止運用+災害対策構成(最大VM数:75)」「モデルA:完全2重化の無停止運用構成(最大VM数:75)」「モデルB:VMレベルでの高可用性(V-Motion)構成(最大VM数:50)」「モデルC:小規模インフラのトータル仮想化(最大VM数:25)」となる。各ソリューションをモデル化することで、今まで少なかったSMB市場向けのエントリーパッケージから、災害対策も可能にする高機能パッケージまで、幅広いリクエストへの対応が可能になったとしている。

 ITコア 代表取締役の山田敏博氏は「VMwareとSANmelodyの組合せは、仮想化システム構築において非常に優れた解決方法です。機能・品質・性能・実績のあらゆる面において、とても完成度の高い仮想化ソリューションと言えるでしょう。弊社では仮想化ホスティングサービスシステムとして数年間の実運用を行ってきた経験により、その信頼性と運用ノウハウをお客様に提供できるという思いに至りました。そして今回新発売された小型のHPブレードシステムをベースに、トータル仮想化システムをTEV2008としてパッケージ化いたしました。すでに十分実用化のレベルに達している仮想化技術の恩恵をぜひ多くの皆様方に享受していただきたいと思います」と述べている。

 一方、データコア・ソフトウェア 代表取締役社長のピーター・トンプソン氏は「TEV2008 は、データコアが提唱するTEVコンセプトの持つ特徴とメリットを最大限に採用した商品であり、まだ十分なノウハウのないユーザーでも、サーバとストレージの仮想化による統合メリットを簡単に体験することができる商品です。ITコアは、3年半の仮想インフラによる商用サービスの運用実績とともに、仮想化について高いレベルの専門知識を持っています。ユーザーは、苦労せずに仮想化によるコスト削減や生産性のメリットを実現するでしょう。データコアでは、TEV2008を歓迎するとともに、今後国内の仮想化市場の拡大に向けてITコアとの協業体制を強化していきます」と述べている。

 今後、データコアではITコアのセミナー開催などを通じ、商品販売体制への協力を深め、仮想化市場の活性化、仮想化そのものの市場への浸透を図りたいとしている。
《冨岡晶》

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