オリックスは1日、アスキーソリューションズの普通株式の公開買い付け、およびアスキーソリューションズが発行する普通株式の第三者割当増資の引き受けについて機関決定を行った。 オリックスは、同日インターネット総合研究所を株式交換により完全子会社化したが、さらにアスキーソリューションズのシステムインテグレーターの機能を取り込むことでグループ内のシナジー効果を狙う。同公開買い付けにおける買い付け価格は1株あたり6万3,000円、同割当増資については11月16日を払込期限として普通株式4,700株を1株あたり5万3,200円で発行し、アスキーソリューションズの発行済み株式総数の50.26％以上、かつ66.25％を超えない範囲で保有することとなる。 同公開買い付けの期間は11月2日から12月7日までで、株式に換算した買い付け予定数は8.170株、買い付け代金は5億1,500万円となる。決済は12月14日に開始される。 今回のオリックスによる公開か五木と第三者割当増資の引き受けについて、アスキーソリューションズでは「それぞれ単独では得られなかったアセット、リソース、ノウハウが補完され、新たな付加価値の創出と顧客サービスの拡大がもたらされ、更に大きな飛躍を遂げることができるものと考えております。なかでも、平成19年11月1日に公開買付者のグループ企業となる株式会社インターネット総合研究所との協業の可能性は極めて高いものと考えております」とコメントしている。
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