障害時に仮想化環境へ迅速復帰——ネットワールドとファルコンストアが新ソリューションを提案 | RBB TODAY
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障害時に仮想化環境へ迅速復帰——ネットワールドとファルコンストアが新ソリューションを提案

エンタープライズ その他
 12日、ネットワールドとファルコンストア・ジャパンは、障害や災害発生時のデータ保護と仮想化環境への復旧を可能にするソリューションを提供開始すると発表した。

 このソリューションは「FalconStor CDP Virtual Appliance for VMware Infrastructure(以下、CDP for VMware Infrastructure)」と呼ばれ、サーバの継続的なデータ保護(CDP: Continuous Data Protection)のため、サーバのOS領域、アプリケーション領域、データ領域をオンラインでリアルタイムにバックアップできるという。バックアップと復旧はファイル単位、フォルダ単位で行うことができる。

 また、サーバの障害に対しては、バックアップしたサーバイメージを仮想化ソフトであるVMware Infrastructure 3によって、10分程度で仮想化環境上に復旧すること(バーチャル・リカバリ)ができる。

これらの機能により、従来の製品では難しかった「高速バックアップ」「高頻度バックアップ」「遠隔バックアップ」「高速リカバリ」が実現できるわけだが、具体的な特徴は以下のようになる。

・物理マシン・仮想マシン双方に対する完全な保護の提供 
・システム(OS)とデータ双方について24時間365日オンライン保護 
・データの一貫性を保つ、アプリケーション・データベース対応の保護により、リストア後のデータベースリカバリ作業を排除 
・静止点を持ったDB/メールサーバの保護の提供 
・リアルタイム保護を行いながら、最大255世代までのスナップショットによる世代管理をすることでアプリケーション・DB等に対応した静止点の保護を提供 
・復旧のリハーサルや実際のリカバリが簡単 
・VMware ESX Server上への迅速な復旧が可能(最短で10分) 
・RDM利用の際にはVMDKへの変換が不要 
・VMware ESX Server上に追加ディスクスペースが不要 
・災害対策復旧リハーサル中でも本番系システムを停止する必要がない 
・ローカル、リモートサイト双方で迅速なリカバリを提供 
・サーバレスバックアップにより、バックアップウィンドウとパフォーマンスへの影響を排除 

 対応するサーバは、Windows 2000 Server SP4、Advanced Server SP4、Windows 2003 Standard Edition、Enterprise Edition (R2対応) となっている。サポートしているアプリケーションは、SQL Server (7, 2000, 2005)、Exchange Server (2000, 2003, 2007)、Lotus Domino (R5, 6.x, 7.01)、Oracle(8i, 9i, 10g)、DB2、SAPだ。

 CDP for VMware Infrastructureの販売は、7月12日から開始され、実際の出荷は8月中旬を予定している。価格は200万円(税別)からとなる。
《中尾真二》
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