国立情報学研究所、ジュニパーネットワークスの「Tシリーズ」を次世代ネットワーク「SINET3」に採用 | RBB TODAY

国立情報学研究所、ジュニパーネットワークスの「Tシリーズ」を次世代ネットワーク「SINET3」に採用

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T 640の前面パネル
  • T 640の前面パネル
  • T 640の背面パネル
 ジュニパーネットワークスは1日、国立情報学研究所(NII)が、全国の大学を接続する学術情報ネットワーク「SINET3」に、同社のコアルーター「T 640」を採用したと発表した。

 NIIは、2000年4月に設置された日本唯一である情報学の学術総合研究所として、ネットワーク、ソフトウェア、コンテンツなどの情報関連分野の新しい理論・方法論から応用展開までの研究開発を総合的に推進しているという。

 今回採用されたネットワークの前身となる「SINET」は、1992年に運用を開始したパケットベースのネットワークで、全国の大学など学術研究機関が接続。2002年には10ギガビット級の処理能力を有する「スーパーSINET」を加え拡充しているほか、国際的な先端研究プロジェクトで必要とされる国際間の研究情報流通を円滑に進められるように、多くの海外研究ネットワークと相互接続していたという。

 今回発表のSINET3は、2007年4月に稼動を開始した次世代ネットワークで、T 640コアルーターを導入することにより既存のインフラを統合し、日本最大かつ最先端の学術情報ネットワークとなっているという。

 SINET3は6月より本格運用となり、ネットワークには日本全国700以上の大学や学術研究機関が接続され、高エネルギー物理学および核融合をはじめ、天文学、ゲノム解析、スーパーコンピュータ、ナノテクノロジーなどの研究に関する学術情報基盤を構築しているという。

 なお、従来のスーパーSINETが最大2.4ギガのユーザインターフェイスを提供し、バックボーンは10ギガビット級処理能力だったのに対し、SINET3は、最大10ギガのユーザインターフェイスを提供し、バックボーンは40ギガビット級処理能力まで達しているという。また、NIIではT 640コアルーターを採用することにより、レイヤー2/3におけるVPNをはじめ、IPv6、GMPLS、マルチキャスティング、QoSなどの次世代ネットワーク向けIPサービスを展開しているという。
《村上幸治》

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