飛鳥建設、ダム工事現場の法面挙動監視に「Webリアルタイム監視システム」を適用 | RBB TODAY
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飛鳥建設、ダム工事現場の法面挙動監視に「Webリアルタイム監視システム」を適用

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 飛島建設は8日、Web上で遠隔地にある斜面やトンネルの変状をリアルタイムに監視できるWeb監視システムを開発し、現在施工中の四国愛媛県のダム現場にて、切土法面(のりめん)の長期監視に本格適用することで実用性を確認したと発表した。
 
  •  飛島建設は8日、Web上で遠隔地にある斜面やトンネルの変状をリアルタイムに監視できるWeb監視システムを開発し、現在施工中の四国愛媛県のダム現場にて、切土法面(のりめん)の長期監視に本格適用することで実用性を確認したと発表した。
 
  • 防災監視ルーム構想
 飛島建設は8日、Web上で遠隔地にある斜面やトンネルの変状をリアルタイムに監視できるWeb監視システムを開発し、現在施工中の四国愛媛県のダム現場にて、切土法面(のりめん)の長期監視に本格適用することで実用性を確認したと発表した。

 

このシステムは、現地に設置した光ファイバー計測システムとインターネットを介し、遠隔地に設置した監視ルームなどにて、Web上からリアルタイムに監視サイトの状況が確認できるというもの。

 同社が本システムを適用したのは、2004年8月に着工された愛媛県西条市にある志河川ダム。この堤体左岸法面において、2008年3月に予定されている試験湛水までの法面挙動を監視する目的で、Webリアルタイム監視システムを2005年8月に導入し、長期安定性に優位な光ファイバーによる動態監視計測を行っているという。

 当現場で計測されたデータは、携帯電話を経由して飛島建設技術研究所(千葉県野田市)内に設置されているサーバで一元管理。この計測データおよび一時処理を行った内容は、インターネットを通じて表示でき、アラート情報のメール配信や監視業務報告書の作成などのサービス提供も可能だという。

 また、本システムではクライアントごとにユーザーIDとパスワードを発行することで、直接Web上でリアルタイムに監視サイトの変状を確認できるほか、任意の計測位置での時刻歴データの確認やプリンタへのグラフ・データ出力も可能だとしている。
《村上幸治》
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