デルは5日、08年度（07年2月〜08年1月）の事業戦略について発表した。同社が推進する「Dell 2.0」戦略に基づき、ユーザーへの提案力強化と顧客満足度の向上を狙うという。 デルが説明するDell 2.0とは、創業以来の根幹事業であるユーザーへのダイレクトな販売というビジネス形式を次のステージへと進化させるための戦略。そのコンセプトとして、ユーザーとの信頼関係の構築やニーズに対応するソリューションの提供などがあげられている。 今回発表された事業計画は、大きく分けてエンタープライズ/サービス/ソフトウェアおよび周辺機器/コンシューマーの4分野での戦略。エンタープライズ分野やサービス事業分野では、サポート体制の強化とパートナーの拡充と提携強化といったテーマがあげられた。ソフトウェア部門では、他社製品との組み合わせによるソリューションの提供などの取り組み。また、コンシューマー分野では、新商品投入に加え、PC中級者をターゲットにした施策などを行っていくという。
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