マイクロソフトは5日、ダイエー前社長の樋口泰行氏が日本法人の代表執行役兼COOとして就任したことを発表した。樋口氏は、法人・企業・公共機関向けビジネスやマーケティング担当部門などのコマーシャルビジネスを統括する。 同氏は、日本ヒューレット・パッカードやダイエーの代表取締役社長を務めた経歴のもち主。外資系IT業界や日本企業でのマネジメント経験・実績を生かし、マイクロソフトの日本における企業活動の強化と事業拡大を目指すという。 米マイクロソフトCEOのスティーブ・バルマー氏は同氏の就任について、「マイクロソフト日本法人の新COOとして樋口氏を迎えることができたことを大変嬉しく思います。樋口氏は、IT 業界における強力なバックグラウンドと、様々な規模の会社との広範囲なビジネス経験をもとに、マイクロソフトの日本におけるコマーシャル ビジネスをもう一段高いレベルに引き上げてくれると信じています。また、経営執行チームのメンバーとして、マイクロソフト全社に関しても貴重な意見を提供してくれることを期待しています」とコメント。 また、同COOのケビン・ターナー氏は、「マイクロソフト日本法人の新COOとして樋口氏を迎えることができたことを大変嬉しく思います。サーバー＆ツールビジネスのさらなる拡大や、エンタープライズ・ソリューションビジネスの強化などの素晴らしい成長の機会を樋口氏と一緒に追及していけることを楽しみにしています」 とコメントしている。●樋口泰行氏 1980年大阪大工学部卒。松下電器産業、ハーバード大経営大学院、アップルコンピュータなどを経て、2003年日本ヒューレット・パッカード代表取締役社長兼COO、2005年にはダイエー代表取締役社長兼COOに就任。2007年3月より、マイクロソフトの代表執行役兼COOに。
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