SaaS型セキュリティベンダー、米DigiTarが日本法人「デジター」を設立 | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

SaaS型セキュリティベンダー、米DigiTarが日本法人「デジター」を設立

エンタープライズ その他
 米DigiTarは19日、同社の日本法人「株式会社デジター」を設立し、国内企業をターゲットにマーケティング活動を開始した。

 DigiTarは、米アイダホ州ボイジーに本社を持つサービス型サイバーセキュリティベンダー。従来のソフトウェア/アプライアンス型のセキュリティ対策とは異なり、アウトソーシング形態でセキュリティサービスを提供することにより、内部統制対策、およびSaaS型サービスプロビジョンを通じてのITシステム負荷や維持管理コストの削減を行うのが特徴だ。

 日本市場向けには、スパム、フィッシング、ワームといったマルウェアやDos攻撃から防御する包括的メールクリーニングをWeb上で提供する「Sentinel Messaging Service(SMS)」を2月中に投入する。アンチスパム機能では、スパムデータベースを自動的に生成して99.999%のスパム振り分け精度を達成した「iSTATエンジン」に加え、2バイト言語である日本語独特の文字列体系に対応した独自のプリプロセッシング技術とDNAアルゴリズムによってさらに完成度を高めたとしている。

 同社では、中国や韓国といった東アジア市場におけるマーケティング活動を行うほか、国内パートナー企業向けにDigiTar SMS Resource Unit(DSRU)ライセンス供与によるビジネスモデルを中心とした展開を行うとのこと。また、SMSのシームレスに連動する新サービスやVoIP・携帯電話アプリケーション向けセキュリティサービスなどを順次リリースする予定だ。
《富永ジュン》
【注目の記事】[PR]

特集

page top