【こちらモバイル営業部】10億台突破記念モデルにカシオ電卓の気合いを見た | RBB TODAY
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【こちらモバイル営業部】10億台突破記念モデルにカシオ電卓の気合いを見た

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 カシオ計算機は、電卓の1号機「001」を1965年に発売。2006年12月末には、電卓世界累計販売が10億台を達成した。今回、電卓世界累計販売台数10億台を記念した限定カラーモデル「JS-20WK-BK」が15日に発売されることを受け、現物をお借りできた。
  •  カシオ計算機は、電卓の1号機「001」を1965年に発売。2006年12月末には、電卓世界累計販売が10億台を達成した。今回、電卓世界累計販売台数10億台を記念した限定カラーモデル「JS-20WK-BK」が15日に発売されることを受け、現物をお借りできた。
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 カシオ計算機は、電卓の1号機「001」を1965年に発売。2006年12月末には、電卓世界累計販売が10億台を達成した。

 「カシオ計算機株式会社(CASIO COMPUTER CO.,LTD.)」という社名からして計算機への本腰の入れようがうかがえる。東証1部に上場している会社で、「計算機」という名称が含まれる会社はここ1社だけなのだ。

 今回、電卓世界累計販売台数10億台を記念した限定カラーモデル「JS-20WK-BK」が15日に発売されることを受け、現物をお借りできたので早速レビューしていきたい。このモデルは、経理担当者などに高い支持を受けている現行モデル「JS-20WK」をベースに、ブラック&シャンパンゴールドの高級感あふれる特別色仕様となっている。

 本体を手に取ると、適度な重量感がありつつもホールドしやすいことに気づく。筆者が普段使用している他社の電卓が165グラムなのに対し、「JS-20WK-BK」は208グラム(手元の簡易スケールで計量)とやや重いのだが、側面にグリップしやすいラバーバーが施されていることが持ちやすさにつながっている。また、机に置いたときにも違いがはっきりとわかる。「吸盤を使っているのか?」と思うぐらい動かない。これは、背面の滑り止めが直径約15mmとかなり大型化されていて、なおかつ2点支持ではなく4点支持になっていることによるものだ。社内でも電卓を多用する管理本部長M氏に本体を試用してもらい話を聞いてみると、小さな滑り止めの場合は電卓をバッグに突っ込んだときなどに取れやすく、また取れた状態の使用は安定感が大幅に損なわれて非常にストレスがたまるとのこと。本機ではその心配もなさそうで、机への強い吸い付き感はハードな操作時にも非常に好ましいというコメントを得た。

 安物の電卓と、それなりに実務に使用できるように作られた電卓の最もわかりやすい差は、キートップの凹凸で現れる。慣れれば慣れるほど、徐々に電卓を見ずに計算操作をするようになるが、数字の5に突起があるのは当たり前で、いい電卓の場合はゼロ、ダブルゼロキーなどのある最下段だけが山型キーで残りはへこんでいるのだ。これらは、高速で動く指のストロークを最も効果的にとらえようとする、人間工学に配慮した設計だ。改めて身の回りの電卓を見てみると、このようなキーの形になっている電卓は実は結構あるのだが、あるとないとでは意外に打鍵感に大きな違いがあるのだ。

 キートップといえば、もう一つ見逃せないのが、プラスチックの象嵌(ぞうがん)ともいえる2色成形だ。象嵌は、背景になる素材に別の素材を景色や模様としてはめ込む工芸技法のことだが、「JS-20WK」などを含む高級電卓ではこれを色の違う樹脂で行う。つまり、暗い背景のキーに数字の形をくりぬき、その部分に明るい樹脂を流し込むことで数字を表示している。そのため、表面への印刷と違い、文字が摩耗したり、はげてしまったりすることを防いでいるという。

 また、厳密には象嵌ではないが、左上に光るCASIOロゴもシャンパンゴールドの文字が別途貼り付けてあり印刷ではない。

 こういった見える高級感とは別に、機能としてもベビーユースに耐えうるさまざまな仕掛けが備わっている。キー入力音がしにくいサイレントキーや、打ち終わりの数字キーから指を離す途中から次のキーを打ち込んでも入力を受け付けるキーロールオーバーなどは、使い込めば使い込むほどその良さがわかるだろう。

 ひとつひとつは細かい差かもしれないが、それらすべてが形としてまとまったときに新たな価値がうまれる。かつての小型化・薄型化・低価格化戦争の果てに失われた価値を、10億台を経たこのモデルに再発見したような気がする。
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