ソニー、液晶テレビの欧州向け生産拠点をスロバキア・ニトラに新設
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本工場は、急速な拡大が見込まれる欧州の液晶テレビ市場に向けて強力な供給体制を構築すべく建てられるもので、新工場では1年間で300万台という液晶テレビ生産体制を整えるとしている。なお、本工場への投資金額は約110億円と見込まれている。
現在、同社の欧州における液晶テレビ生産工場は、スペイン・バルセロナおよびスロバキア・トゥルナバの2カ所に存在するが、新工場の稼動開始後にトゥルナバ工場での生産は終了する予定だとしている。これについて同社は、「新工場は、トゥルナバ工場に近接しており、本工場が持つ優秀な人材と最新の設備を最大限に活用できると考えております」とコメントしている。
また、バルセロナ工場については、引き続き液晶テレビの生産を継続するとともに、欧州における「テクノロジーセンター」として、欧州市場向け液晶テレビの開発・設計拠点の役割を担っていくという。