三省堂、「大辞林」などを書籍とWebに同時出版 -書籍の購入でWebでも利用可能に | RBB TODAY

三省堂、「大辞林」などを書籍とWebに同時出版 -書籍の購入でWebでも利用可能に

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 三省堂は、来たる10月27日に大型国語辞典「大辞林・第3版」を、10月10日に「ウィズダム英和辞典・第2版」「ウィズダム和英辞典」を発売する。これに合わせて、同辞書の内容をすべてWeb版としても提供・利用可能とすることを発表した。
  •  三省堂は、来たる10月27日に大型国語辞典「大辞林・第3版」を、10月10日に「ウィズダム英和辞典・第2版」「ウィズダム和英辞典」を発売する。これに合わせて、同辞書の内容をすべてWeb版としても提供・利用可能とすることを発表した。
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  •  三省堂は、来たる10月27日に大型国語辞典「大辞林・第3版」を、10月10日に「ウィズダム英和辞典・第2版」「ウィズダム和英辞典」を発売する。これに合わせて、同辞書の内容をすべてWeb版としても提供・利用可能とすることを発表した。
  •  三省堂は、来たる10月27日に大型国語辞典「大辞林・第3版」を、10月10日に「ウィズダム英和辞典・第2版」「ウィズダム和英辞典」を発売する。これに合わせて、同辞書の内容をすべてWeb版としても提供・利用可能とすることを発表した。
  •  三省堂は、来たる10月27日に大型国語辞典「大辞林・第3版」を、10月10日に「ウィズダム英和辞典・第2版」「ウィズダム和英辞典」を発売する。これに合わせて、同辞書の内容をすべてWeb版としても提供・利用可能とすることを発表した。
 三省堂は、来たる10月27日に大型国語辞典「大辞林・第3版」を、10月10日に「ウィズダム英和辞典・第2版」「ウィズダム和英辞典」を発売する。これに合わせて、同辞書の内容をすべてWeb版としても提供・利用可能とすることを発表した。価格は「大辞林・第3版」が7,665円、「ウィズダム英和辞典」「ウィズダム和英辞典」が各3,300円。

 いずれも紙媒体・Web媒体の同時出版となるが、Web版の利用料・利用期限などはとくになく、書籍を購入することでWeb版の利用アカウントが発行される形式となっている。三省堂では「1つの辞書で2つの引き方を可能にする」という意味で「デュアル・ディクショナリー」と命名。発行に先立つ9月11日に、記者発表を行いそのコンセプトと理念を説明した。

 三省堂・代表取締役社長の八幡統厚氏は、まず自社の歴史に触れつつ「現在、紙の辞典辞書の売上げは下降して、電子辞書とシェアが逆転してしまった。しかし合計でみると、必ずしも辞書文化自体が廃れているわけではなく、むしろ市場は2.5倍以上に広がっている」「いまは辞書の変革期。今後の課題として、当社はさまざまな媒体を主体的・積極的に活用する」と述べた。通常、辞書については、各社にデータをOEM提供するといったケースが多いわけだが、三省堂では今回、新たな辞書規格作りまでを含めて、デュアル・ディクショナリーに取り組んだことを表明した。さらに八幡氏は、2つの方策として「媒体を活かしたコンテンツ開発」「媒体を統合することで今までになかったものを作り出す」を掲げ、紙媒体とWeb媒体という異なる媒体での同時出版を行う、同社にとっての意義を説明した。

 続いて同社辞書出版部の瀧本氏が、具体的な製品の開発手法やコンセプトを解説した。同社では今回の辞典作成に当たり、制作フローを一新。辞書のマスターデータの電子編集に「XML」を採用した。これにより、後追いでWeb用・紙用にデータを変換すると行った作業がなくなり、一貫して辞書データを扱うことが可能となった。デジタルデータがそのまま紙媒体用・Web媒体用となることで、紙の利便(読みやすさ、一覧性)とデジタルの利便(検索、可搬性)をともに活かせるし、史上初の同時提供が可能となった。

 同社では2005年7月から辞書編集にXMLを使用し、編集時から全国各地の監修者に、「Web経由での内容確認」(リモートプルーフ)を行ってもらっていたとのこと。こういった制作手法がとれるのもデジタルならではだ。そしてXMLデータであることを活かし、書籍組版においても「XSLT」での自動組版を採用し、制作効率をアップさせることでコストも改善した。

 今後は、Web媒体の特性を活かし、内容とシステムの両面で随時アップデートを行い、より利便性を向上させていきたいとのこと。さらに、今後発刊される辞書・辞典についてもデュアル・ディクショナリー化に前向きに取り組むとのことだ。

 ちなみに、「大辞林・第3版」が発売される10月27日は“文字活字文化の日”だ。日本の辞書の歴史が大きく変わった日として、長く記憶に残ることになるかもしれない。
《冨岡晶》

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