NECは20日、地球環境負荷の低減をうたったビジネス向けデスクトップPC「Mate（メイト）シリーズ」にセキュリティ機能を付加した「MY30Y/L-J」とスタンダードモデル「MY30Y/R-J」の2機種を追加した。本日販売を開始し、7月27に出荷する。価格はそれぞれ135,450円と101,850円。 国内の環境規格「J-Moss」と欧州の環境規格「RoHS指令」に対応し、鉛・水銀・カドミウム・六価クロム・PBB・PBDEなど特定有害物質を基準値以上に含んでいないため、パソコンの廃棄時やリサイクル処理時に環境負荷を低減する。さらにJEITAの策定したVOCガイドラインに準拠し、シックハウス症候群の原因とされるVOC（揮発性有機化学物）の含有率を抑えた。このため、オフィスだけでなく学校や病院などの医療機関で使用しても比較的安全だとされる。 また、両モデルともにCPUが従来機種のPentium 4 521（2.8GHz）からPentium 4 531（3GHz）へ強化された。メモリ、OS、ハードディスク、光学ドライブ、キーボードなどはBTOに対応する。 MY30Y/L-Jは、高セキュリティタイプのスリムタワー型デスクトップPC。指紋認証センサーつきUSBキーボードと外付けデバイスの使用可否を設定することでデータの漏えいを防止するソフト「Device Protector」、ハードディスク内のデータを完全に消去するツールを搭載することで強固なセキュリティを実現している。 仕様は、MY30Y/L-JがPentium 4 531（3GHz）、256MB DDR2メモリ、Intel 915GVチップセット内蔵グラフィック、40GB HDD、FDD、24倍速CD-ROM、Windows XP Professional、MY30Y/R-JがPentium 4 531（3GHz）、256MB DDR2メモリ、Intel 915GVチップセット内蔵グラフィック、40GB HDD、FDD、40倍速CD-ROM、Windows XP Professional。
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