2005年における携帯電話によるモバイルビジネスの市場は7,224億円にのぼり、前年比39％の成長になったという。総務省が発表した「モバイルコンテンツの産業構造実態に関する調査結果」によるものだ。 ここで集計されたのは、いわゆる公式サイト上で展開されているビジネス。広告はのぞく。着信メロディやゲーム、待ち受け画面などの「モバイルコンテンツ」と、通信販売、各種チケットの予約、オークションなどの「モバイルコマース」の2つに分類される。 モバイルコンテンツは、3,150億円（前年比21％増）。このうち、着うたは前年比179％増（361億円）と大幅に拡大しているものの、着信メロディは前年比10％の減少（119億円）となった。 一方のモバイルコマースは4,074億円で、前年比57％増と大きくのばしている。中でも、トランザクション系として分類されている証券取引、オークション、公営競技が100％増（886億円）だ。
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