日立、セキュリティノート「FLORA Se210」やCore Solo搭載のブレードPCを発表 | RBB TODAY
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日立、セキュリティノート「FLORA Se210」やCore Solo搭載のブレードPCを発表

IT・デジタル ノートPC
 日立製作所は、モバイルノート型セキュリティPC「FLORA Se210」のCPU性能を向上させ、Celeron 800MHzを搭載した新モデルをラインアップに追加し6月16日に発売する。価格は168,000円から。

 また同時に、クライアントPCの機能をブレード型の装置に集約したクライアントブレード「FLORA bd100」において、Core Solo搭載の新モデル「FLORA bd100B3」と、従来モデルよりもシステムの基本性能を向上させた後継モデル「FLORA bd100A3」をラインアップに追加し、6月20日に発売する。価格は、100B3が189,000円/1モジュール、100A3が135,450円/1モジュール、ベースユニットが210,000円。

 なお、これらの製品は情報漏洩に対して抜本的な対策を実現する「セキュアクライアントソリューション」を構成するシステム製品として提供される。

 FLORA Se210新モデルは、Celeron 800MHzを搭載することで従来モデルのCeleron 600MHzよりもCPU性能を向上させた製品。また、オプションにより選択可能な「FLORA Se210 指静脈認証装置内蔵モデル」では小型指静脈認証装置を内蔵することにより、第三者のなりすましを防止できる高いセキュリティレベルと手軽に持ち運べる高い携行性を同時に実現している。

 FLORA bd100B3は、ブレード型PCとしては世界で初めてCore Soloを搭載したモデルで、CPUの性能では従来モデルと比較して最大約60%向上しているという。さらに、システムの基本スペックとして、1Gバイトメモリと80GバイトHDDを搭載しており、従来のモデルでは適用の難しかったソフト開発やコンテンツ制作など負荷の高い業務にも適用できるようになったとしている。

 従来モデルの後継となる「100A3」では、CPUがCeleron M 1.40GHzからCeleron M 1.60GHzに変更され、最大約35%の処理性能向上が図られている。なお、今回開発されたクライアントモジュールは、従来モデルを使用しているシステムへの混在搭載も可能な上位互換性を有しているという。

 さらに、クライアントモジュールを集約するための筐体「ベースユニット」についても改良が図られており、ファンの種類を変更するとともにベースユニットに内蔵されているファン数を削減することにより従来比で約64%の騒音が低減されているという。

※[修正]Core Solo搭載の「ブレードPC」につきまして、「ブレードサーバ」と誤記しておりました。ここに修正してお詫び申し上げます。
《村上幸治》
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