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@nifty、「常時安全セキュリティ24」の不具合によりサービス利用者がウイルス感染

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 @niftyを運営するニフティは15日、セキュリティサービス「常時安全セキュリティ24」において、一部機能の不具合により、本来機能すべき不正侵入防止機能のうち、同サービス利用者間の不正侵入を防止する機能が働かず、一部ユーザーのPCが自己実行型のワームウイルスに感染していることが判明した、と発表した。

 同社の発表によると、11月10日の22時30分から、11月11日の22時42分までの約1日間、同サービス利用者間での不正侵入防止機能が正常に働かない不具合が発生したという。

 この間に、同サービスで守られる状態となる前にウイルスに感染していたと想定されるサービス利用者のPCから、ほかのサービス利用者のPCへウイルスによる感染活動が発生し、上記時間帯のサービス利用者38,197ユーザー中、1,518ユーザーが自己実行型ワームウイルス「Sasser」に感染したことが判明したとしている。また、感染が判明したユーザー以外でも、2,717ユーザーがウイルスの感染活動を受けた形跡があることが判明しているという。なお、ニフティでは、上記時間帯でもサービス利用者外へのウイルス対策機能は正常に働いており、サービス利用者外へのウイルス感染はないとしている。

 この件について同社では、不正侵入防止機能のメンテナンス作業での設定不備が原因だとしており、ウィルスに感染してしまったユーザーについては個別に電子メールで報告し、対応方法を通知するほか、別途、封書による通知も実施する予定だとしている。

 さらに、この件に関する専用窓口も設置し、ウイルス駆除のための専門スタッフの派遣申し込みを受け付けるとしている。この窓口の開設期間は11月15日から12月16日までの1か月間で、電話番号はフリーダイヤル「0120-221-082」(受付時間:毎日9時〜21時)。
《村上幸治》
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