KDDI、パワードコムを吸収合併 -東京電力グループとの包括的な提携でNTTに対抗 | RBB TODAY
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KDDI、パワードコムを吸収合併 -東京電力グループとの包括的な提携でNTTに対抗

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 KDDIと東京電力は、10月13日、NTTグループへの対抗軸を形成することを目的に、通信事業において包括的に提携することとし、KDDIとパワードコムとの合併及びKDDIと東京電力とのFTTH事業における統合サービスの提供について基本合意した。

●KDDIがパワードコムを吸収合併
 KDDIとパワードコムは、KDDIを存続会社として2006年1月1日を目途に合併する。合併に伴い、パワードコムからKDDIに執行役員1名が就任する予定しているほか、東京電力からKDDIに取締役1名の派遣も予定しているという。
 なお、パワードコムが保有する子会社など(ドリーム・トレイン・インターネット、ファミリーネット・ジャパン、フュージョン・コミュニケーションズ、アット東京)の株式については、合併期日までに、東京電力の方針により、東京電力あるいは第三者に譲渡することを予定している。

●光ファイバ分野等で東京電力と包括的な提携
 KDDIと東京電力は、年内を目途として、KDDIの映像配信にも対応したCDN(Contents Delivery Network)と東京電力の高品質光ファイバーネットワークを統合し、KDDIと東京電力が提供する通信サービスを組み合わせることにより、商品力・価格競争力のある統合サービスを提供する。
 また、統合サービスのために東京電力が実施する設備投資に対してKDDIも一部資金を負担することや、将来的なFTTH事業の提供形態として、東京電力のFTTH事業の分離による事業部門の統合や合弁による事業運営についても具体的な検討を開始することで合意した。
《竹内充彦》
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