KDDI、光ファイバに地上デジタル放送の信号を通す機器を開発
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ユーザによりよい地上波放送を提供するため、CATV事業者や難視聴対策用共同受信施設提供者は、放送設備とは離れた場所にアンテナを設置し受信。これをユーザに再配信することがある。
この場合、アナログ回線を用いて放送設備と接続している。しかし、地上デジタル放送に対応するためには、容量が不足するためデジタル回線を別に用意する必要がある。さらに、現在のシステムや回線では、デジタル放送を伝送するための品質に満たない可能性もある。
今回開発された機器では、国や自治体、通信事業者などが整備した光ファイバが利用でき、これらの問題が解消される。ほか、SONET/SDHネットワークにも対応し、1信号156Mbpsで伝送できる。