富士写、903万画素CCDと10.7倍ズーム搭載の高感度デジタルカメラ「FinePix S9000」 | RBB TODAY
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富士写、903万画素CCDと10.7倍ズーム搭載の高感度デジタルカメラ「FinePix S9000」

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903万画素のFinePix S9000
  • 903万画素のFinePix S9000
  •  富士写真フイルムは、新開発の有効903万画素1/1.6型CCD「スーパーCCDハニカムV HR」と光学10.7倍ズームレンズを搭載したデジタルカメラ「FinePix S9000」を8月下旬に発売する。
 富士写真フイルムは、新開発の有効903万画素1/1.6型CCD「スーパーCCDハニカムV HR」と光学10.7倍ズームレンズを搭載したデジタルカメラ「FinePix S9000」を8月下旬に発売する。価格はオープンで、実売予想価格は8万円前後。

 FinePix S9000は、外観と操作性こそ一眼レフスタイルだが、レンズ一体型で電子ビューファインダー(EVF)を搭載する。同社では、これを「ネオ一眼デジタルカメラ」と呼ぶ。レンズ交換はできないが、半面、ホコリなどがボディ内に侵入する心配がないというメリットがある。また、上下に可動する1.8型マルチアングル液晶ディスプレイ(約11.8万画素)や、最大640×480ピクセル(30fps)の音声付き動画撮影機能を装備したのも特徴だ。EVFは、0.44型の約23.5万画素、視野率は約100%となる。

 レンズは、フジノン光学式10.7倍ズームレンズを搭載しており、画角は35mm判換算で焦点距離28〜300mmに相当。開放F値は、F2.8〜F4.9。最短撮影距離は、広角が約50cm、望遠が約2m、マクロモードでの撮影範囲は広角が約10cm〜3m、望遠が約90cm〜3m。さらに、約1cm〜1mの接写可能なス−パーマクロ撮影が行える。また、手動ズームやフォーカスリングによるマニュアルフォーカスも可能だ。

 新開発のスーパーCCDハニカムV HRと画像処理エンジン「リアルフォトエンジン」の搭載により、有効903万画素で最高感度ISO1,600(最低ISO80)を実現した。起動時間は約0.8秒、最短約1.5秒の撮影間隔を実現している。静止画のファイル形式は、JPEG、RAW。

 連写機能は、最短約0.65秒間隔で4コマまで。さらに、シャッターボタンを押している間、最短約0.65秒間隔で最大40コマ連写し続け、ボタンから指を離した直前の4コマのみを記録する「サイクル連写」、「40コマ連写」などを搭載。

 露出モードは、プログラムAE、シャッター優先AE、絞り優先AE、マニュアルを備える。シーンモードには、ブレ軽減、ナチュラルフォト、人物、風景、夜景を用意。ブレ軽減モードは、感度を高めるとともに、シャッター速度も高速になる設定だ。ポートレートモードでは、ダイナミックレンジがオート撮影モード時と比較して約1.5倍に拡大し、白とびが少なく人の肌も滑らかにに再現できるという。

 PCとのインターフェースは、USB2.0(Hi-Speed)に対応する。

 本体サイズは幅128×高さ93×奥行き129mmで、重さは約645g(電池、記録メディア除く)。電源は、単3形アルカリ乾電池(4本)または充電式ニッケル水素電池(4本)を使用。電池寿命はアルカリ乾電池が約140枚、ニッケル水素電池が約340枚となる。
《高柳政弘》
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