シャープの4〜6月期、営業益1%増の355億円 ICの減益を液晶TVの増益でカバー | RBB TODAY
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シャープの4〜6月期、営業益1%増の355億円 ICの減益を液晶TVの増益でカバー

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 シャープが27日発表した2005年4〜6月期連結決算は、IC部品の不調を液晶テレビの好調でカバーし、売上高が前年同期比3%増の6,163億円、営業利益は同1%増の355億円、純利益は同1%減の194億円となった。

 部門別の売上高は、以下のとおり。

 AV・通信機器部門では、液晶テレビの大型モデルを中心に好調に推移したほか、携帯電話も好調に伸長し、売上高は前年同期比11%増の2,389億円。

 電化機器部門では、独自技術を生かした製品の拡充を図り、売上高は同6%増の576億円。

 情報機器部門では、デジタルフルカラー複合機を中心に複写機および複合機が好調で、売上高は同3%増の1,034億円。

 IC部門では、フラッシュメモリ、CCDやCMOSの価格下落が影響し、売上高は同25%減の300億円。

 液晶部門では、テレビ用液晶パネルが伸長したが、モバイル機器向けの液晶パネルが減少し、売上高は同6%減の1,234億円。

 そのほかの電子部品部門では、半導体レーザーが低調だったが、太陽電池が伸長し、売上高は同5%増の627億円となった。
《高柳政弘》
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