両国国技館内で相撲情報を配信する無線LANサービスがスタート | RBB TODAY
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両国国技館内で相撲情報を配信する無線LANサービスがスタート

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両国国技館内で視聴できる無料サービス「Sumo Live TV powered by Intel」
  • 両国国技館内で視聴できる無料サービス「Sumo Live TV powered by Intel」
 日本相撲協会では5月8日に開幕した5月場所から、東京・墨田区の両国国技館内で、無線LANを使って大相撲や国技館の情報を配信する無料サービス「Sumo Live TV powered by Intel」をスタートさせた。

 ユーザは持参したノートPCを使い、動画と音声、テキストにより相撲の基礎知識や裏方さんの仕事の様子、前日の星取表などの情報を得られる。

 今回のサービスではトータルアドバイザとしてインテル、システム構築をNTTブロードバンドプラットフォーム、配信サービスの運用をニッポン放送プロジェクトが担当している。

 このサービスは両国国技館内に構築されたイントラネットで閉じているが、NTTブロードバンドプラットフォームによれば、「今後、要望があればインターネットにつなぐことも検討する」としている。

 配信されるコンテンツは、大山親方が相撲のしきたりなどを解説する「大山親方の相撲基礎講座」、土俵入りするまでの力士の行動や裏方さんの苦労話・エピソードを紹介する「裏方さんの仕事紹介」、館内に流れる場内FM放送「どすこいFM」のスタジオの様子をライブ配信する中継物など、映像コンテンツが4本。このほか、国技館内のマップや前日の星取表等の情報コンテンツも提供される。

 無線LAN規格はIEEE802.11bを採用し、観客席やロビーなど館内に4〜5台の無線基地局を設置している。ESSIDは「1f」、「2f」、「1flobby」、「2flobby」、「smolivetv」。ユーザが簡単に使えるよう、WEPはかけていない。無線LANに接続したあと、「Sumo Live TV powered by Intel」サービスのURL「http://www.sumolivetv/」をブラウザに手動で入力すれば視聴できる。

 サービスを導入した狙いや今後の方向性について、日本相撲協会理事・広報部長の高砂浦五郎氏(元・朝潮)は、「大相撲は多様化、国際化している。ファンの方々にさらに相撲を理解してもらうため、サービスの導入を決めた。お土産はここで売っていますよ、という案内もやる。コンテンツの内容については、今後、お客さんの要望を聞いてさらにいいものに更新していく」などと語った。
《松岡美樹》
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