JEITA、2月の民生用電子機器国内出荷実績を発表 液晶/プラズマTVの売り上げ好調 | RBB TODAY
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JEITA、2月の民生用電子機器国内出荷実績を発表 液晶/プラズマTVの売り上げ好調

IT・デジタル テレビ
 電子情報技術産業協会(JEITA)は22日、2005年2月の民生用電子機器の国内出荷実績を発表した。

 これによると、全体での出荷金額は1,689億円、前年比107.7%と15ヶ月連続のプラス。分野別に見ると、映像機器では992億円、前年比111.9%と20カ月連続のプラスとなっているが、半面、音声機器は主だった市場牽引製品がないことなどから133億円、同77.0%と2000年3月以来マイナス推移という厳しい状況が続いている。また、自動車向け製品では、カーナビシステム製品が好調なことから564億円、同110.8%と9カ月連続のプラスとなっている。

 2月のカラーテレビ全体計(ブラウン管+液晶+プラズマ)は62.6万台、前年比は105.4%。ブラウン管テレビの減少は大きいが、液晶やプラズマテレビが前年を上回る実績となっており、全体としては5カ月連続のプラスとなっている。2月出荷分の構成比は、ブラウン管が55.9%、液晶が40.9%、プラズマが3.2%。

 液晶テレビだけでの構成を見ると、10型以上の出荷数が全体の9割以上を占めており前年比213.1%となっている。さらに、16:9のワイドタイプや30型以上の大型のものでは前年比260%以上の高い伸びを示している。

 プラズマテレビは2万台、前年比114.7%で、21カ月連続でプラスとなっており、型別の構成比は37型以下が43%、38〜43型が45%、44型以上が12%となっている。

 DVDビデオは44.5万台、前年比124.0%と、数値が公表され始めた1999年1月以来プラス成長が続いている。DVD録再機全体では24万台、同155.3%、そのうち83%を占めるHDD内蔵型は19.8万台、前年比183.1%と大幅に伸長している。なお、DVD再生機のうち42%はVHSビデオ一体型であったというデータも発表されている。
《村上幸治》
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