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インテル、ノートPC向け次世代プラットフォーム“新Centrino”(Sonoma)を発表

IT・デジタル ノートPC
Pentium M
  • Pentium M
  • Intel 915GM Expressチップセット
  •  インテルは19日、ノートPC向け次世代プラットフォームとして、新しい「Centrino」を発表した。これは、開発コード名「Sonoma」と呼ばれていたもの。
  • Intel PRO/Wireless 2915ABG
 インテルは19日、ノートPC向け次世代プラットフォームとして、新しい「Centrino」を発表した。これは、開発コード名「Sonoma」と呼ばれていたもの。

 Sonomaは、Pentium Mプロセッサと、Intel 915 Expressチップセットファミリー(開発コード名:Alviso)、Intel PRO/Wireless 2915ABG/2200BGの3製品で構成される。

 CPUの製品ラインアップおよび価格(1,000個受注時)は以下のとおり。

・Pentium M 770(2.13GHz):67,190円
・Pentium M 760(2.00GHz):44,620円
・Pentium M 750(1.86GHz):31,010円
・Pentium M 740(1.73GHz):25,420円
・Pentium M 730(1.60GHz):22,040円
・低電圧版Pentium M 758(1.50GHz):29,960円
・超低電圧版Pentium M 753(1.20GHz)27,630円
・Celeron M 370(1.50GHz):14,130円
・超低電圧版Celeron M 373(1.00GHz)16,980円

 Pentium M 770〜730のスペックは、FSBが533MHz、TDP27W、動作電圧1.260〜1.372Vとなる。低電圧版Pentium M 758は、FSBが400MHz、TDP10W、動作電圧1.116V。超低電圧版Pentium M 753と超低電圧版Celeron M 373は、FSBが400MHz、TDP5W、動作電圧0.940V。Celeron M 370は、FSBが400MHz、TDP21W、動作電圧1.260Vとなる。

 Intel 915 Expressチップセットファミリーは以下のとおり。

・Intel 915PM Expressチップセット(FSB533MHz/400MHz)
・Intel 915GM Expressチップセット(FSB533MHz/400MHz、グラフィックス内蔵)
・Intel 915GMS Expressチップセット(FSB400MHz、グラフィックス内蔵)
・Intel 910GML Expressチップセット(FSB400MHz、グラフィックス内蔵)

 915PMと915GMの対応メモリは、DDR2 533/400(2Ch)、DDR2 400(1Ch)、DDR 333(1Ch)。915GMSは、DDR2 400(1Ch)。910GMLは、DDR2 400(2Ch/1Ch)、DDR 333(1Ch)をサポートする。

 グラフィックス機能が統合されたIntel 915GM Expressチップセットでは、新しいグラフィックスコアであるIntel GMA 900を採用し、省電力機能が最適化された533MHzのFSBや、DDR2メモリのサポートにより、従来モデルの2倍の性能を実現するという。

 インテルの取締役マーケティング本部長のケヴィン・セラーズ氏は、3Dベンチマークソフト「3DMark 2001 SE」の結果から、「Pentium M 725とIntel 855GMEの組み合わせよりも、Pentium M 730とIntel 915GMの組み合わせが91%向上、またPentium M 760とIntel 915GMの組み合わせでは104%向上している」と説明した。

 また、グラフィックスチップを別に利用するハイエンドシステム向けに、新しいPCI Expressのグラフィックスインターフェースをサポートし、グラフィックス用の帯域幅が最大で4倍に向上している。

 さらに、Intel 915 Expressチップセットファミリーでは、テレビチューナー、ドルビーデジタル&7.1chサラウンドサウンドを備えたHDオーディオ、ビデオ録画、リモコン操作といったオプションを提供可能にした。省電力技術には、ディスプレイパワーセイビングテクノロジ2.0や低消費電力型のDDR2メモリのサポート、拡張版SpeedStepテクノロジが含まれる。
《高柳政弘》
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