ホットスポット、国内サービスエリアの大幅拡大と海外渡航者向けサービスの充実 | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

ホットスポット、国内サービスエリアの大幅拡大と海外渡航者向けサービスの充実

ブロードバンド その他
 NTTコミュニケーションズは、同社が提供する公衆無線LAN「ホットスポット」の国内サービスエリアを大幅に拡大するとともに、海外渡航者向けのサービスを充実すると発表した。

 国内では、都心部の鉄道や空港などの交通機関や全国チェーンホテルへエリアを広げ、ビジネスマンを中心とした利用機会を拡大する。国際展開においては、世界各国の無線LAN事業者とのローミングに加え、国際空港や飛行機内でのインターネット接続の提供を行うとともに、国際ローミング利用料金を改定する。

 これらにより、今年12月末時点で国内2,200アクセスポイントを超えて国内最大規模となるほか、43の国と地域に約24,000か所、国際線9路線と、世界最大級のカバレッジになる一方、国内の主要業者では最安値の国際ローミングサービスを実現することとなる。

 サービスの改定内容は以下のとおり。

●国内サービスエリアの拡大
・東京メトロ駅構内
 12月1日より東京メトロの駅構内へサービスエリアを順次拡大。当初は一部駅にて開始し、同年12月末までに全168駅中、日比谷線北千住駅、有楽町線和光市駅、南北線目黒駅を除く165駅へと拡大。

・羽田空港一般エリア
  12月上旬より羽田空港第1旅客ターミナルビルの公共エリア(出発・到着ロビー)へサービスエリアを拡大。さらに同月オープンする第2旅客ターミナルビルにも拡大。

・東横イン全チェーンホテル
 東横イン全94ホテル(2004年11月16日現在)へ、今年度中にサービスエリアを拡大。今後、新規にオープンする東横インホテルもサービスエリアとして展開。 

●海外渡航者向けのサービスの拡充
 以下の※印のサービスについては、利用対象はホットスポット、OPENプラン、OPENプラン・ライトの契約者で、1DAYPASSPORT、OCNホットスポットを含むローミングISPのユーザーは利用できない。

・成田空港での利用開始 ※
 12月上旬より、成田空港のエアポートネットとのダイレクトローミングを開始。第1・第2ターミナル内のパブリックスペースやエアラインラウンジ内にて、通常の料金で利用可能となる。

・航空機内インターネットへの対応 ※
 12月9日より、コネクション・バイ・ボーイング(CBB)とのローミングにより、国際線機内でのインターネット接続の提供を開始。日本航空インターナショナル(JAL)の東京〜ロンドン線など12月末時点で国際便9路線から開始し、今後さらに路線を拡大していく予定。利用料金は3時間未満の短距離フライトでの1,700円(免税)から、6時間以上の長距離フライトでの3,400円(免税)までで、日本円で最安値となる。
 また、JAL機内でのCBB利用サービス「JAL SkyOnline」と連携し、キャンペーンやイベントを行う。

・国際ローミングの料金改定
 平成17年1月1日(日本時間)より、「グローバルブロードバンドローミングサービス(GBRS)」の「WBAローミング」および「iPassローミング」の利用料金を改定。
 今年11月から開始し、12月末まで無料サービス中のWBAローミングは1分25円(免税)と決まった。またiPassローミングは現行の1分38.85円から、 海外での利用は1分25円(免税)、国内での利用が1分26.25円(税込)に引き下げられる。
《小笠原陽介》
【注目の記事】[PR]
page top